とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

鳳凰祭三月大歌舞伎 昼の部

2014年03月04日 | 古典芸能
壽曾我対面(ことぶきそがのたいめん)
 開場一周年を祝って

身替座禅(みがわりざぜん)
 なんと豪華な!!
 菊五郎に吉右衛門。人間国宝のふたり。キャラクターもぴったりで。
 太郎冠者は又五郎で。
 浄瑠璃と長唄がずらーと並んで。
 最高でした
 大満足

封印切(ふういんぎり)
 実は期待してなかった(失礼・・)

 最近観てた藤十郎は、きれいな立女役ばかりで動きも少なかったから
 すっかりおじいさんかと・・(まあ年齢が年齢だからりっぱだけど)
 ところが・・
 金も力もない(情けない)色男を、現役感たっぷり演じて、さすが

 全体にいかにも上方~の廓の雰囲気が漂って、とてもいい芝居でした。
 配役も全体に良かった。
 秀太郎の女将は、やっぱりいいわ~

二人藤娘(ににんふじむすめ)
 始まりが、本当の真っ暗に・・
 うんこれは・・すっぽんの出かな?
 と、思ったら
 一気に明かりがついて、
 すっぽんに、玉三郎。 正面に、七之助
 舞台いっぱい枝を広げた大きな藤の木
 いきなりの艶やかさに、どよめきが起こりまして
 しばらく静まりませんでした

 まあ、余裕の玉三郎に、
 初々しい七之助
 眼福。眼福。