とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

鳳凰祭三月大歌舞伎 夜の部

2014年03月15日 | 古典芸能
加賀鳶
勧進帳
日本振袖始


加賀鳶とは、加賀藩の火消のこと
でも、あくどいあんまの道元の物語です
本当は目が見えるのに、見えないふりで油断させて、強盗とかしちゃうの
・・なんか偶然だけど、タイムリー?

幸四郎が道元です。
世話物はたしかにうまい。
やっぱり悪い、女あんまに秀太郎。すごく好き。


勧進帳は吉右衛門の弁慶
力いっぱいで、大熱演。
80歳で勧進帳を遣るのが目標だそうです。
・・10年後?観れるか?観たいね。

富樫は菊五郎。この組み合わせは当代一かも。


日本振袖始は、意外にも近松門左衛門作で、
その大蛇退治の場のみ。
玉三郎の振り付けだそうです。

岩長姫実は山岐大蛇(やまたのおろち)を、玉三郎
ぴったり

ですが・・姫で出るとこは、妖艶で不気味でぴったりなんだけど・・
小顔すぎて、隈取が・・・似合わない

玉さんとあと7人の演者でおろちを演じるのが、すご~く、面白い

玉三郎は、隈取なしか、もっとシンプルな隈取でいくほうがいいなあ・・わたしの感想

勘九郎がすさのうのみことを、元気に軽々演じてて、とても良かったです。
あと、玉様が抜擢したらしい、稲田姫の米吉がすごく綺麗でした。