とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

石川五右衛門 新橋演舞場

2015年01月22日 | 古典芸能


寒い雨の中、観に行きました

大型バスが何台か止まってて

団体の方も多かったです

ちなみに、多分満員



原作は漫画だそうで、
団十郎さんがご存命の時に初演されたのかな

日本で天下取れなかった、五右衛門が
大陸で、英雄の意志を継いで、覇王になる・・という話でしょうか


うーん・・・なんとも


観終わった後で、隣のご夫婦が

 面白かったなあ
 よく分からなかったけどね

って言われてたけど、そんな感じ

私はプログラムを買って読んだから、
まあ話はわかるんだけど

なかったら、なんだろ?って途中でなりそうです

古典作品は、構成とか練られてるから、自然に観られますよね

新作は・・難しい(なんといっていいか)
なんか、あらが目に付いちゃう

もう少しの工夫あるといいような



良いところももちろんありました

海老蔵さんは綺麗でした

河に住む龍との立ち回りや、宙乗りや
花道でのひっこみやら
最後の、絶景かな(2回目)も力いっぱいで

りっぱな座長だったと思います


獅童さんが、凄味あふれる悪役でかっこいい
二人の絡みは見ごたえあり



なんだろう
天下取るとか、大陸進出とか

この時勢にふさわしいのか?

めんどくさいこと言うな、娯楽でしょ
って言われるかな

そんなこと言ってたら、歌舞伎は楽しめない・・だね

最近古典作品にも、共感しにくい自分です