秀山祭九月大歌舞伎昼の部

初代中村吉右衛門生誕１２０年を記念して始まり
１０年目を迎えたとのこと

夜の部に伽羅先代萩があって玉三郎が政岡を。
これは魅力あって悩みましたが
何度も言うけど、子供が殺される、
かつ夜の部は疲れるから、今回は諦めて

昼の部に行ってきました
吉右衛門が出るけど、全体に地味な演目で若手が多いためか
ちょっと空席アリ。
そういうときは売店も空いていて・・・

まあ昼の部
一、双蝶々曲輪日記（ふたつちょうちょうくるわにっき）
二、紅葉狩り（もみじがり）
三、競伊勢物語（だてくらべいせものがたり）


紅葉狩りは、新歌舞伎十八番に選定されているそうで
何度も上演されてるようです
私は観ていない（と思いますが）

染五郎の姫＆鬼女・・女役は案外いいですね、綺麗だし。声も良い
ただ、鬼女になっての隈取が・・顔が小さいので凄味がない
姫より鬼女になってからが小さく見える、不思議

染さんの息子の金太郎君が、山神。
可愛らしさで大受け。
順調に育っているようで楽しみ

松緑もいいですが、踊る役がいいなあ
案外姫＆鬼女が合ってるかも

競伊勢物語は古い作品のようですが
あまり上演されてないようで、私も初めて。

吉右衛門、菊之助、染五郎、あとは東蔵、又五郎、他メンバー豪華
菊之助が、とにかく綺麗で可憐
色気や健気さはすごい。やっぱり当代若手女形で一番かも
東蔵さんの母親役が愛情の深さとか人柄の純朴さを表して、良かった～

しかし全体で５時間越え。
さいごの伊勢物語りは二時間、途中休憩ないから、・・

コンサートは立ちっぱなしで辛いけど
座りっぱなしも辛いわあ