二年前のこと

東日本大震災の日
わたしは横浜の病院で透析中でした

建物は頑丈な新築で、
ベッドの上で結構な揺れが起きたときも
ここなら大丈夫と思ってました
しかし揺れがなかなか収まらず
直下型ではないけど
割に近くに大型地震が起きてると感じてました

目の前にテレビがあり
陸上に向かって幅広い黒い波が遡上する映像に
本当にびっくり
・・その先には車の列があるよ・・


クリニックは停電も断水もなく
コンソールが少し動いたくらいでしたが
昼間の透析はほとんど終了まじかでしたが、とりあえず終了

近くの方はそそくさと帰宅
家族が車で迎えに来た方も帰宅

電話がほとんど使えない状態で送迎も混乱し
深夜の方への中止連絡が難しかったようです

しばらくは動いていた私鉄も含めて電車がすべて止まり
電車でも１時間近くかかる私は帰宅する方途がなく
クリニックにお泊りさせていただきました

息子夫婦に何度も電話とメールをしましたが
夜９時くらいまでまったく使えませんでした

自宅で酸素療法していた夫が前年末に亡くなっていたことを
このときは、良かった・・と思いました


次の日の帰宅も思いのほか時間がかかり
最寄り駅への乗換えが、殺気立つくらいの混乱で
隣の駅から歩いて帰りました


二年間頑張った横浜への通院でしたが
前から気になっていた近所のクリニックへ転院



一昨日あたりから被災地の今といった特集が沢山ありますが

なんかとっても復興の遅いこと
被災した人のほとんどがほったらかしの印象

土地のことや、人手やら、法律やら
難しいことは多いのでしょうが
インフラ整備
住居の確保
なんとか優先でやってほしい


津波被害はまだ復興できる面があるけど
原発関係の早い復興て、ありうるの？
この状況を放置して、原発再開ってありえない
正直、オリンピックに大金使う余裕あるの？



そんな夕べの透析中に
単身赴任中の息子から
４月に戻れるとのメール
・・ひとりニコニコ