すみだがわはなのごしょぞめ
国立劇場三月歌舞伎公演に行きました。
大好きな中村福助が活躍するらしい・・のでとても楽しみでした
鶴屋南北の作というのも、楽しみポイント
楽しみすぎて、実はこの公演は２回行く予定（笑）
今日は２階後方席です。全体を観わたせます
想像通り、福助がとても良かったです
ふっくらしたかわいらしさ
色っぽさ
すっかりやつれた姿
鬼気迫る狂気
お姫様から尼に
若衆の亡霊から妖怪まで姿を変えて
そのすべてを完璧に演じられる
今こういう人はそう居ないと思います
５２歳？この年齢もありますね
円熟さにまだ若さに体力あり。いろんなバランスがピークなのかも
南北ならではの殺しの場面「・・妙亀庵の場」
福助の妖艶さと悪役の尾上松也がここでなかなか良かったですね
松也さんかなり若いんでしょう。軽快で力強く、にくたらしい。
あと、中村翫雀さんが面白かった
役柄もあるけど、軽妙でめりはりあり、
富十郎さんを彷彿して・・
こういう役者は雰囲気作りに大事よね。
とにかく、良いお芝居だったので
大満足
舞台も綺麗で。特に「隅田川渡し舟の場」が美しい・・
でも空席多かったなあ・・もったいない・・
考えると、最近歌舞伎多いような。都内だけで５箇所？くらい
全部観ようと思ったら、けっこう忙しいですよ。お金もかかるし。
役者の割り振りはどこで考えるのかな
まあ、お陰で若い人も沢山出れるわけだけど
歌舞伎座も始まるし
最近楽しい
落ち着いたらコメントを書こう～と思ってたら、更新してる～！
「遅かりし由良之助～！！！」（笑）
『隅田川花御所染』
観たことないんです。
主役は福助だったんですね。
うん、お姫様から尼に～若衆の亡霊から妖怪までを演じるって
誰にでもはできないですね～。。。
南北の話はすごいというか、すさまじいですよね。
人間の業の描き方が。
あと、"色悪"というのが独特ですね。
『四谷怪談』なら民谷伊右衛門、『隅田川花御所染』では？ 松若丸？
中村翫雀は数年前から注目しているんです。
蜷川歌舞伎ですばらしく良かったの！ 道化る役だったんですけどね、
徹底していてね～！
そう、そちらでは最近歌舞伎が多いような。。。
嬉しいことだけど、歌舞伎好きは大変よね。
チケットがハンパじゃなく高いからね～。。。
私は年に数回しか博多座に来ないので破産しないで済んでいます
まあ、歌舞伎ファンの仲間は少ないのでこういう記事は自分のために書いている感じです
国立はテレビでの宣伝もないからか・・福助は地味なのかな・・でも吉衛門とか幸四郎でも空席が多くてね・・いつも残念です。
今回は松若丸は印象が薄かったです。若手が頑張ってましたが、いかんせん（ごにょごにょ）。
色悪って難しいんでしょうね。
そのかわり、小悪人の惣太は良かったです。こちらも若手だったけど。儲け役？
翫雀さん、明るくて雰囲気ありますね。彼もＤＮＡいいから・・。
４月からの杮落とし、観たいのが沢山あるので迷ってますが、せっかくの機会なので、３階席多めにして、なるべく観に行こうと思ってます
まあ最近のわたしの贅沢といえば、チケット代くらいなので（笑）
私は『俊寛』を観る時は二階か三階と決めているの。
後半で波が舞台いっぱいに広がっていく時の様が
上から見る方が壮観なのよ～♪
あとは、博多座には年に数回しか歌舞伎は来ないから
昼夜ともに行くのでね、
どっちかを一階の良い席にして、どっちかを二階や三階にしているんだ～。
私も、贅沢といえば、チケット代くらいよ～。
ただ、上京して歌舞伎とかを観るとなると、交通費と宿泊代がね～...
まあ、どうしても！となると、「もう老い先短いんだから」なんて言って居直ります
今までめいっぱい働いてきたんだもん～...とか、ね（...と、自分に言い聞かすの）
もう老い先短いんだしい・・これまでいっぱい働いてきたんだしいって
ついでに経済に貢献。
最近は観たいって思ったら迷わずにです。
一度は１階の良い席で。もう一回は２・３階席でって。今月の福助はそうしたんですよ。
ただそうすると忙しくって（笑）
宿泊、交通費・・ほんと、東京に住んでいるとそこ助かります