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「数十倍多い甲状腺がんが発見されている」 放射線の影響については「考えにくい」 「完全に否定できない」

2016-02-15 22:45:36 | 福島ニュース

第22回県民健康調査検討委員会。 甲状腺検査、本格調査の最新の結果は、51名が悪性ないし悪性疑い。
前回は39名なので12名の増加
格検査で悪性ないし悪性疑いの診断をされた51名のうち、25名は、前回の先行検査ではA1判定。
これが一番気になります。甲状腺検査について口頭で追加発表。 先行検査の悪性ないし悪性疑いは 前回の口頭発表より2名追加で116名。 なので本格検査の51名と併せて、167名が悪性ないし悪性疑い(うち1名が良性結節)

福島の子ども「数十倍」…放射線の影響否定的

毎日新聞2016年2月15日

東京電力福島第1原発事故後、福島県が当時18歳以下の子どもらを対象に実施している県民健康調査で、県の検討委員会は15日、甲状腺がんと確定した子ど もが100人を超え、全国の甲状腺がんの罹患(りかん)率(がんと診断される人の割合)に基づいた推計を大幅に上回ることから、「数十倍多い甲状腺がんが 発見されている」との中間まとめの最終案を大筋で了承した。

放射線の影響については「考えにくい」と評価しながらも、「完全に否定できない」としている。

健康調査で100人超

 検討委は疫学やがんの専門医ら有識者で構成。2011年10月から今年4月末まで対象者約37万人のうち約30万人が受診した1巡目の検査結果を基に最終案をまとめた。1巡目では100人ががんと確定し、15人が「がんの疑い」とされた。

 全国の患者の推計に基づくと、福島県の18歳以下の甲状腺がんの人数は2人程度とされる。最終案では「将来的に診断されたり、死に結びつかないがんを多 数診断している可能性がある」と明記。検討委の星北斗座長は会議後の記者会見で、「一斉検診したことで数として多く見つかった」と述べた。

 放射線の影響を考えにくいと評価した理由について、最終案は、チェルノブイリ事故に比べて被ばく線量が少ない▽当時5歳以下からの発見がない▽地域別の 発見率に大きな差がない−−などを挙げた。ただ、放射線の影響の可能性は小さいとはいえ完全には否定できず、将来発症しないがんを見つけて不安を患者に与 えるリスクも受診者に説明した上で、検査を継続して実施すべきだとした。最終案は3月中に正式にとりまとめる方針。

 14年4月から始まった2巡目の検査では、昨年末現在で1巡目で「がん」や「がんの疑い」と診断されなかった16人ががんと確定。35人ががんの疑いがあるという。【岡田英】

 

福島県 成人の甲状腺がんも増えている
2010年度から2012年度まで、福島県での手術率は全国のそれに比べて有意に少なかったが、2013年度では逆転して有意に多くなっている。

 


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