実は15~17日は3連休でして、だからその前日の昼夜作業や会議もさほど不満の声は上がらず(不満は持っていたと思うが)黙々と耐えていたと思います。
恒例としてダイヤ改正の前夜は作業なしなので16日を中心にリンクして15.17日も休みになったのかと。
昨日の夕刊ですでに「300系のぞみ引退」の記事は目にされたと思いますが、そのほかにも小田急の特急の古い車両も引退、また、JR東海から乗り入れてきた特急型車両を使った普通列車もJR東の車両に置き換えられました。
熱海までは東の管轄で以西は東海が管轄しています。東の車両を使って熱海以西に数本列車があります。その分東海の車両を走らせなくて済みます。それを補うため東京と静岡の間に1往復東海の車両を走らせいてました。
今回置き換えることで東の車両のみで東海の区間を走ることになり、東の余裕を見せた部分もありますが、これにより「いつでも熱海で打ち切れる」ことにもなり、完全な線引きもありうるのではと思います。
因みに熱海からの伊東線は東の管轄です。
あと遠く離れた日本海側でも2本の列車が毎日走る定期運転を離脱しました。
きたぐに、日本海ラストランに人波 JR福井駅、鉄道ファン見送る
国鉄時代から県民に親しまれてきたJRの寝台急行「きたぐに」と寝台特急「日本海」が17日、最後の定期便運行を終えた。JR福井駅には同日未明から早朝にかけて大勢の鉄道ファンが訪れ、名物列車のラストランを見届けた。
大阪発新潟行き「きたぐに」の最終便は、定刻から4分遅れの午前2時21分に1番ホームに到着。約60人の鉄道ファンが一斉にカメラを向けた。1分後、列車がゆっくりと発車すると、ホームから手を振る人もいた。
同市の松田憲夫さん(54)は「『きたぐに』といえば、1972年の北陸トンネル事故を思い出す。車両火災で多くの犠牲者が出た衝撃的な出来事だった」と振り返った。
大阪―新潟間の急行「きたぐに」は63年に運行開始。下りは関西から県内に戻る「終電」だった。特急「日本海」は大阪―青森間で68年から運行していた。定期便廃止に伴い関西発着のブルートレインが姿を消した。 (福井新聞)
「日本海」は新婚旅行で途中の直江津から北海道に行く時乗ったんです。当時は2往復あって、1本は函館まで行っていました。函館で朝市を巡って昼に小樽に向かったと思います。
「きたぐに」はブログバブル期の時に名古屋の人と昼飯食べて、京都の人と夕飯食べて、そこから新潟の人に会う為に乗った列車です。
これからは連休とか夏休み、年末年始などの多客期に走りますが、「日本海」の寝台車は老朽化していて、盆に走らせておしまいになりそうです。
「きたぐに」は運転日数も多いのでしばらくは大丈夫みたいですが、14年度末、2015年3月までに北陸新幹線が開業するとどうなるかわかりません。
JR西日本は特急すら減らすと言っているので。
これで急行は青森-札幌の「はまなす」のみとなりました。
しかしこれも新幹線が新函館まで伸びるとどうなるか…。