真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

世界のソウルフードを訪ねた体当たりルポをよむ

2009-02-05 | 読書-現代社会
『被差別の食卓』
上原善広 新潮新書 2005

第1章 ソウルフード―アメリカ(ハーレムの豚もつ煮;フライドチキンの秘密 ほか)
第2章 奴隷たちの楽園―ブラジル(国民料理は奴隷料理;ダダの笑顔 ほか)
第3章 漂泊民の晩餐―ブルガリア、イラク(ロマの“浄・穢観”;「トマス」「トラハナ」冬の朝食 ほか)
第4章 禁断の牛肉料理―ネパール(カースト制度の国;不可触民サルキ ほか)
第5章 被差別の食卓―日本(団地からの風景;日本版ビーフジャーキー「さいぼし」 ほか)

勉強になりました。
ロマの人々が食べるハリネズミの下ごしらえが面白い。

写真が掲載されているのだが、白黒なので今ひとつの感なきにしもあらず。
巻頭にカラー刷写真ページを1枚だけ設けて写真を集める…というのも検討したのだろうけどね。
え?してない?
悪かったな(笑)

青木るえかさん書評
[掲載]週刊朝日2005年7月29日号

カラー写真を探す:
http://www.npo-wakayama.or.jp/eat1.htm
http://www.hidamari-hakko.co.jp/page24.html

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