『水中考古学への招待―海底からのメッセージ 』(改訂版)
井上 たかひこ【著】
成山堂書店 (2002/09/28 出版)
「ほぼ日」の常連?
夢か馬鹿か。 水中考古学って、知ってますか?
“埋蔵好奇心”を発掘せよ!~婦人公論1998年6月22日号から
さらに、テレビ番組にも: 世界一受けたい授業
ゲーム制作にもご協力?
世界中の沈没船を調査する海洋考古学者・井上たかひこ氏登壇
冒険はついに東方の地を臨む『大航海時代Online』「El Oriente」発表会
4年目にして,ついに日本が登場! 東アジアを舞台とする「大航海時代 Online」拡張パック第3弾「El Oriente」発表会レポート
2009/07/27
"El Orienteの概要を一通り紹介したあとは,ゲストとして招かれた水中考古学者/作家の井上たかひこ氏による講義が行われた"
識者もはまる面白さ?
「大航海時代オンライン」祝入門段階卒業 成毛眞ブログ 2010-01-07
あちこち登場されている著者だが、生活の基盤はどうやって?
著者が、日本の大学でしかるべき教官ポストにつけなかったのはなぜ?というのが素朴な疑問。
伝統的な陸上考古学の親分子分の世界に入って行く隙がなかったの?
日本になかったという海洋または水中考古学の講座を作るパワー(政治力等々)といっても、まず本人がそれなりの地位を築かないと?
その機会に恵まれないまま時が過ぎてしまったの?
その答えは、
『気がついたら水中考古学者』
井上 たかひこ【著】
成山堂書店 (2005/03/28 出版)
なんと、サラリーマン生活を経て43歳で米国留学を志して退職され、そのあとで専攻分野を決められたのだという。
なんというか…。
やりたいことが見つかって良かったですね、というか、長いものに巻かれるのを潔しとしない性格には親近感を感じるというか…。
エッセイをたくさん読んで親近感がある河合隼雄さんだとか、日高敏隆さんだとか(お二人とも故人になられてしまったな)が学会を設立された時は、すでにご本人が大先生として弟子が全国にいる状態だったのだろうな…。
ちなみに、両学会とも1982年設立だったのか!
日本心理臨床学会は、心理臨床学の進歩と普及、会員の資質向上と身分の安定を図ることを目的として、1982年(昭和57年)に創設されました。
日本動物行動学会は1982年に、日高敏隆京都大学理学部教授(当時)を初代会長として設立されました。
【水中考古学の話に戻って】
ところで、著者が会長をされているという「日本水中考古学調査会」とはどういうもの?
検索した範囲ではよくわからなかった。著者の肩書とセットでヒット。
こっちの方が勢いがあるようだぞ:
日本の水中考古学の最前線を担う学術研究組織 特定非営利活動法人アジア水中考古学研究所(Asian Research Institute of Underwater Archaeology: 通称 ARIUA) 公式サイト
著者(戸籍名は隆彦のようだな)も初期段階から寄稿されているぞ。
アジア水中考古学研究所 会報誌(NEWSLETTER)通巻1~10号/
著者も学んだ水中考古学のメッカ: Texas A&M University (TAMU) INA: Institute of Nautical Archaeology のようす
この水中考古学/船舶・海事史研究というサイトも興味深い。
水中考古学の父:George Fletcher Bass, Ph.D. Institute of Nautical Archaeology
これも沈船から引き揚げられたんだったよな
コロンブスそっくりそのまま航海記 のときに海洋考古学者というのが出てきたな。同じだよね。
水中考古学には、「父」やら「真の父」やらが入り乱れる?
【本邦における取組について】
東京海洋大学海洋文化フォーラム
「水中考古学の最前線」
「水中考古学」広がる 沈没船・海底遺跡…保護の動きも
asahi/2009年4月6日
Q.日本で海洋考古学が学べる大学はありますか?
「日本発のカリキュラムを組みました」は日本「初」が正解だろな。
大学院に続いて学部でも(海洋大):
syllabus/水中考古学について実証的な資料を用いながら具体的な事例に基づいて解説し、人類と水中文化財との関係を総合的に理解することを学習目的とする講義科目である
担当教官の林田氏は海洋大には籍がなくて非常勤講師?
東京海洋大学「高校生ジュニア講座」
~高校生向け客寄せ(受験生集め)イベントの基調講演にも動員された林田理事長
NPO法人検索: 特定非営利活動法人 アジア水中考古学研究所
代表者=林田氏
舞鶴の沖合に海底遺跡?
階段状の岩、ダイバーらの話題に Kyoto Shimbun 2009年6月12日(金)
■海底遺跡に詳しいアジア水中考古学研究所(福岡市)の林田憲三理事長の話
…どうでもいいけど、記事中コメントの「遺跡のような階段」では人工物を示唆するんではないの?「遺跡のように見える階段状の石」と言いたかったんではないか?
~海洋大はじめ各大学に出講されているが、本職が(どこかの大学の終身在職権あり教官でなくて)アジア水中考古学研究所なのか。
林田非常勤講師?とともに担当されている海洋大の岩淵教授は、(海洋/水中考古学者ではなくて)海洋人類学者だわな。
海洋工学部/海事システム工学科海事管理学講座 / 大学院海洋科学技術研究科 岩淵聡文教授
いずれにしても、日本は水中考古学の研究対象に事欠かないはずであり、多くの意欲的な研究者が育って各地の大学や博物館、教育委員会?などで研究を広め・深めていってほしいな。
研究所の会員になろうかというほどのサポート意識まではないけど、心情的には応援してま~す。
井上 たかひこ【著】
成山堂書店 (2002/09/28 出版)
「ほぼ日」の常連?
夢か馬鹿か。 水中考古学って、知ってますか?
“埋蔵好奇心”を発掘せよ!~婦人公論1998年6月22日号から
さらに、テレビ番組にも: 世界一受けたい授業
ゲーム制作にもご協力?
世界中の沈没船を調査する海洋考古学者・井上たかひこ氏登壇
冒険はついに東方の地を臨む『大航海時代Online』「El Oriente」発表会
4年目にして,ついに日本が登場! 東アジアを舞台とする「大航海時代 Online」拡張パック第3弾「El Oriente」発表会レポート
2009/07/27
"El Orienteの概要を一通り紹介したあとは,ゲストとして招かれた水中考古学者/作家の井上たかひこ氏による講義が行われた"
識者もはまる面白さ?
「大航海時代オンライン」祝入門段階卒業 成毛眞ブログ 2010-01-07
あちこち登場されている著者だが、生活の基盤はどうやって?
著者が、日本の大学でしかるべき教官ポストにつけなかったのはなぜ?というのが素朴な疑問。
伝統的な陸上考古学の親分子分の世界に入って行く隙がなかったの?
日本になかったという海洋または水中考古学の講座を作るパワー(政治力等々)といっても、まず本人がそれなりの地位を築かないと?
その機会に恵まれないまま時が過ぎてしまったの?
その答えは、
『気がついたら水中考古学者』
井上 たかひこ【著】
成山堂書店 (2005/03/28 出版)
なんと、サラリーマン生活を経て43歳で米国留学を志して退職され、そのあとで専攻分野を決められたのだという。
なんというか…。
やりたいことが見つかって良かったですね、というか、長いものに巻かれるのを潔しとしない性格には親近感を感じるというか…。
エッセイをたくさん読んで親近感がある河合隼雄さんだとか、日高敏隆さんだとか(お二人とも故人になられてしまったな)が学会を設立された時は、すでにご本人が大先生として弟子が全国にいる状態だったのだろうな…。
ちなみに、両学会とも1982年設立だったのか!
日本心理臨床学会は、心理臨床学の進歩と普及、会員の資質向上と身分の安定を図ることを目的として、1982年(昭和57年)に創設されました。
日本動物行動学会は1982年に、日高敏隆京都大学理学部教授(当時)を初代会長として設立されました。
【水中考古学の話に戻って】
ところで、著者が会長をされているという「日本水中考古学調査会」とはどういうもの?
検索した範囲ではよくわからなかった。著者の肩書とセットでヒット。
こっちの方が勢いがあるようだぞ:
日本の水中考古学の最前線を担う学術研究組織 特定非営利活動法人アジア水中考古学研究所(Asian Research Institute of Underwater Archaeology: 通称 ARIUA) 公式サイト
著者(戸籍名は隆彦のようだな)も初期段階から寄稿されているぞ。
アジア水中考古学研究所 会報誌(NEWSLETTER)通巻1~10号/
著者も学んだ水中考古学のメッカ: Texas A&M University (TAMU) INA: Institute of Nautical Archaeology のようす
この水中考古学/船舶・海事史研究というサイトも興味深い。
水中考古学の父:George Fletcher Bass, Ph.D. Institute of Nautical Archaeology
これも沈船から引き揚げられたんだったよな
コロンブスそっくりそのまま航海記 のときに海洋考古学者というのが出てきたな。同じだよね。
水中考古学には、「父」やら「真の父」やらが入り乱れる?
【本邦における取組について】
東京海洋大学海洋文化フォーラム
「水中考古学の最前線」
「水中考古学」広がる 沈没船・海底遺跡…保護の動きも
asahi/2009年4月6日
Q.日本で海洋考古学が学べる大学はありますか?
「日本発のカリキュラムを組みました」は日本「初」が正解だろな。
大学院に続いて学部でも(海洋大):
syllabus/水中考古学について実証的な資料を用いながら具体的な事例に基づいて解説し、人類と水中文化財との関係を総合的に理解することを学習目的とする講義科目である
担当教官の林田氏は海洋大には籍がなくて非常勤講師?
東京海洋大学「高校生ジュニア講座」
~高校生向け客寄せ(受験生集め)イベントの基調講演にも動員された林田理事長
NPO法人検索: 特定非営利活動法人 アジア水中考古学研究所
代表者=林田氏
舞鶴の沖合に海底遺跡?
階段状の岩、ダイバーらの話題に Kyoto Shimbun 2009年6月12日(金)
■海底遺跡に詳しいアジア水中考古学研究所(福岡市)の林田憲三理事長の話
…どうでもいいけど、記事中コメントの「遺跡のような階段」では人工物を示唆するんではないの?「遺跡のように見える階段状の石」と言いたかったんではないか?
~海洋大はじめ各大学に出講されているが、本職が(どこかの大学の終身在職権あり教官でなくて)アジア水中考古学研究所なのか。
林田非常勤講師?とともに担当されている海洋大の岩淵教授は、(海洋/水中考古学者ではなくて)海洋人類学者だわな。
海洋工学部/海事システム工学科海事管理学講座 / 大学院海洋科学技術研究科 岩淵聡文教授
いずれにしても、日本は水中考古学の研究対象に事欠かないはずであり、多くの意欲的な研究者が育って各地の大学や博物館、教育委員会?などで研究を広め・深めていってほしいな。
研究所の会員になろうかというほどのサポート意識まではないけど、心情的には応援してま~す。