真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

法医学の祖は南宋時代の人なのですってね

2008-05-31 | 世間
日本語で「法人類学」を名乗る権利はどちらが強いのでしょうね?
自然人類学・形質人類学(理学部)と文化人類学・社会人類学(文学部系)の関係と同じような感じ?

法医学の対象がもっと朽ち果てて骨になりつつあるヤツと、
文化人類学的側面から、生きたヒトが揉め事などをどう処理する?
・・・という違いといってもよいでしょうか、不正確でしょうか。

文化人類学の一分野としての研究の方は、「法人類学」と看板を掲げるには対象がやや限られるような気もしないではない、こともなくない…。
「法と人類学」か「法の人類学」でしょうかね。

法医学の延長(死体農場)の方は、法医人類学とでもした方が混乱がないような気がする。するってーと医学部が黙っていない?
犯罪人類学でもいいかな?と一瞬思ったものの、事故の場合もあるから駄目か・・・。

(モンガイカンゆえに勝手なこと言っとるだけです、はい。無責任ですってば)

じつは去年この本↓を読んで、う~むと唸ったのでした。
それがきっかけといえば、いえる。
古典的名著。

埴原和郎『骨はヒトを語る 死体鑑定の科学的最終手段』講談社+α文庫1997年
~『骨を読む』(中央公論社1965年刊)の改題、再編集
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=256226X

埴原 和郎 (はにはら・かずお)氏略歴
http://www.iias.or.jp/old/research/fellow/hanihara.html

「実録死体農場」(それにしても凄い題名)には、法医学の祖、南宋時代の宋慈(1186~1249)が著した『洗冤集録』についても言及されています。
これも初めて知りました。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30579071

ドラマ化もされている、と?
「人に机を叩いて絶賛させる」のだそうです。
http://shopping.jchere.com/detail-id-7185.htm
解説はソフトで和訳したもの?
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