真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

驚きのKUMACHIKA~絵本画家熊田千佳慕画伯97歳は‘プチ・ファーブル’

2008-10-13 | 読書-2008
土曜朝のTVを見てびっくり。
「ファーブルの世界に魅せられて ~画家・熊田千佳慕 97歳の挑戦~」

早速図書館に走り、インタビューを起こしたと思われる3部作(ジュニア向けコーナーに分類)を読む。
書き下ろしということになっている。いいでしょういいでしょう、日本ですからね。書き下ろしです。はい。

ここまで来ると、半分神さまですからね。

千佳慕の横浜ハイカラ少年記(2006/03 出版)
90歳代の人がそんな昔のことを良く覚えているものだと驚くが、昔の事ほど良く覚えているものなのかもしれない。
明治44年生まれですからね、なにせ。

千佳慕の横浜ハイカラ青年記(2007/10 出版)
例の日本工房でグラフィックデザイナーとして大活躍!

千佳慕の横浜ハイカラ貧乏記(2008/06 出版)
歳をとってから絵本で各方面で認められて嬉しい・・・という。
いいですいいです、半分神さまですから。
半分どころではなくて、八~九割方かもしらん。

関連サイト:
有隣堂のサイト内に特設コーナー

wikipediaによる解説

作品紹介つきインタビューの例200809

これもインタビュー200806
その担当ライターの楽屋話

ちょっとこのヒトを思い出した。
昆虫写真家栗林慧さん

熊田翁は、スケッチでなくてじっと見詰めて、あとで描かれるのだそうで。
作品はどんなに金を積むと言われても売らない由。
でも、インタビューに訪れたアナウンサー(と、カメラマンにも用意した、と見た)に大好きなミツバチの絵をささっと描いてプレゼント!
いいないいな!神さまから「あなたに」と描いてもらった絵なんて。
美術館で開催された個展の図録も図書館で借りる事ができたので、主要作品の雰囲気を知る事が出来た。原画はさぞインパクトがあるだろうな、と。


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