真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『どこで日本人の歴史観は歪んだのか』 (岡崎 久彦さん 2003年)

2015-04-17 | 読書-歴史
どこで日本人の歴史観は歪んだのか
岡崎 久彦【著】
海竜社(2003/05発売)

メモ集

偉人さんに

「南京事件は未だにそれが実在したか否かさえ論争が続いています.それは南京事件を取り上げた東京裁判があまりにも.一方的な杜撰な裁判であり,平和時の有能な弁護士から見れば,全て証拠不充分で却下するのが当然のようなケースだからです.
ただ,通常の占領で起きる以上の規模の越軌が行われた事は認めざるを得ません.参謀本部の堀場一雄は,「一部不軍規の状態を現出し,南京攻略の結果は10年の恨みを買い,日本軍の威信を傷つけたり」と書き,石射は「略奪,強姦目もあてられぬ惨状である.ああこれが皇軍か』と日記に記し,事件後松井石根将軍は「お前達は何と言う事をしてくれたのか」と嘆いたといいます.
どれも本人がその場で見たわけではないので,裁判次元では伝聞に過ぎませんが,これだけ立派な人々の証言を無視して歴史は書けません.
他方、被害者が2,30万人というような数字は,問題外で荒唐無稽です.そんな事は,当時の国共両軍が戦闘の際の相手の虐殺の数と,その残忍さを誇大に報じ合っているのを見れば,宣伝上の数字であることは常識で分かります.そんなものを真実のように取り上げた東京裁判の程度の低さを実証する何よりの証拠です.…(以下略)」


前文じゃなくて全文ね。


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