プロローグ
第1章 黙殺された和平工作
第2章 マッカーサーの知られざる顔
第3章 「鳳凰」ファイルが明かす日本占領
第4章 天皇・バチカン・フリーメイスン
第5章 皇室資産解体
第6章 見えざる確執―吉田茂・鳩山一郎・白洲次郎
エピローグ
2015/12発売の電子書籍に行きなさい、と
1945日本占領―フリーメイスン機密文書が明かす対日戦略―
1945年日本占領―フリーメイスン機密文書が明かす対日戦略 | Freemasonry
フリーメイソンと本牧
熱心な読者の方による
ダグラス・マッカーサーとフリーメイスンの繋がり、フリーメイスンとは何か
占領下の日本でカトリックが布教を強化する
マッカーサー暗殺計画、実行されずに終わる
●白洲次郎の正体
占領下の日本に進出したフリーメイスン、入会した日本の要人
皇室財産の没収、GHQが明らかにした皇室財産
敗戦前に皇室が逃がそうとしたスイス資金、その一部の結末
1945年にOSSが行った日本との和平交渉(マーティン・キグリーの証言)
昨今、白洲次郎については「カッコいい」側面ばかりが強調され(表面的に?)賛美されてきたといってもよいと思われるが、上掲「白洲次郎の正体」にも記載のとおり、
白洲次郎は、「終戦連絡事務局」の参与から次長として絶大な権力を握り、「GHQと日本政府の間の全文書は、白洲のデスクを通過する。GHQの希望とは、イコールで日本政府への命令なので、それを知ることは権力であった。白洲は2つの政府の中央交換台に座っていたのだ。」
白洲次郎は公私の混同をしていたが、それが分かる良い例が、「樺山愛輔の公職追放」である。
公職追放の候補に義父が含まれていると知ると、これを外させることに成功するなども。
「白洲次郎はコンプラドールだったようだな。コンプラドールとは、19世紀の中国で外国企業のビジネスに協力した中国人のことだよ。」
GHQの占領下の日本で、外資の進出を助けた白洲次郎は、いわば外資の総合コンサルタントだった。そして彼は、莫大な報酬をもらっていた。
1953年2月に白洲次郎は、吉田首相の特使としてロンドンを訪れ、イギリス外務省の幹部たちと会った。
著者が英国公文書館で確認した機密解除文書によると、その際の会議録に記された白洲の発言は、
「アメリカ人の占領は、日本に偉大な恩恵をもたらしたが、非常に好ましくない遺産も負わせた。
1つは日本のニーズに合わない憲法で、もう1つはマッカーサーの下で行われたプロパガンダである。
これにより日本人に平和主義が植え込まれてしまった。日本人は、戦争が悪で軍隊も不要だと教えられた。
そのアメリカ人が今、『日本は自衛の軍隊を持て。無防備は自殺行為だ』と説いている。」
→これは今でも言えてるんでは?
70年経過し、世界情勢が激変した現在でもなお「戦争が悪で軍隊も不要だ」と叫ぶ人たちががが?