真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

火球の用件で・・・『隕石コレクター―鉱物学、岩石学、天文学が解き明かす「宇宙からの石」』 その2

2009-06-02 | 読書-自然科学
続きだよ:
【本書記載事項の関連検索結果】
口絵の冒頭を飾る大火球の写真: The Great Daylight Fireball of 1972
Earthgrazer で、「地球をかすめて飛ぶ物体」なのね。

火球特集!: http://fireball.meteorite.free.fr/index_en.html

隕石ハンターを正当にに評価したのもユニーク。学者方面のセンセイは、隕石を商売にするなんて、と見下しがちな傾向にあったといえるだろう。山師も確かにいた(今でも多数いる?)のだろう。
だが、隕石ハンターが動くからこそ辺境の地で回収された隕石標本がお手元に届くわけで、博物館は彼ら業者から標本を購入するわけでしょ。

隕石の収集と研究のパイオニア、故ナイニンガー博士

現在活躍する‘快男児’隕石ハンター兼ディーラー、Robert A. Haag
意欲は満点だが知識のなかった若者に、著者のノートン氏が一から教えたらしい。
商才は天与のものか。

有名なバリンジャー・クレーター: http://en.wikipedia.org/wiki/Meteor_Crater
子供のころ「ちきゅうのずかん」みたいな本で見て目を丸くしたものだ。。。

訳者のサイト:石と本のお店リンネの庭
訳者の江口女史も、専門教育を受けた人物で、現役隕石ディーラーでもあるのね。ふーむ。

そっか、「日本でも皆さんがもっと大勢コレクターになってほしい・・・」という願いが邦題に込められている、と?(笑)

【話はどんどんそれる・・】
火急の=火のついたように差し迫った、緊急の、
というのがあるけど、変換間違いで「火球の」にしてしまったとしても、秒速数キロ以上(大気中に飛び込んできて減速しているが)という高速なので、「物凄く速い」という点では違和感がない?
単なる屁理屈ですが(笑)。

小さいころ、「それはあんたのヘリクツでしょうが」か何か(しばしば?)言われたわけだが(笑)、「減る靴底」がイメージされて困ったものだった。。。

さらに、「可及的速やかに(処理いたしたい・・・)」というカキュウもあるな。
これは、「ま、当方に無理のない範囲でぼちぼち・・・」ということでしかないと考えられる。

じつは、急ぐつもりなんか、毛頭ない。
「速やか」に誤魔化されてはいかん。勝手に期待するほうがナイーブというべきか。

これがもし、「火球的」になった場合、「火の玉のような勢いでスミヤカに」と、予想外の増速ということになったりして・・・

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