真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

「クミコには見えていた!―たいがいにしておきなさいよと言ってくれるヒトがいなくても不思議はない」?

2009-06-03 | 読書-エッセイ/小説etc
『千鶴子には見えていた!―透視は、あっても不思議はない』
竹内 久美子【著】
文藝春秋 (2007/07/30 出版)

千鶴子はこちら: wiki/御船千鶴子

巻末の「(番外編その2)まさに一期一会 ドーキンス『利己的な遺伝子』との出会い」では、デビュー作『そんなバカな!-遺伝子と神について-』の出版にいたるまでの軌跡と、そのタイミングの絶妙さから脚光を浴びて今日の大成?に至ったことを、ある感慨を持って回顧している(文藝春秋臨時増刊掲載の由)。

ドーキンスに出会ったわけでなくて、著書に出会った、のね。
さらに、 師匠 の手になる訳書のタイトルが、人口に膾炙しやすい現在の形に改められて出たタイミングが・・・というお話。

「千鶴子・・・」はタイトルが飛びすぎだが、本書の大部分の内容は、調べて書いている部分が多いようなので、そうひどくはない?
そもそも、お楽しみエッセイとして読まれるべき範疇なので、サイエンス的にケシカル/ケシカランと口角泡を飛ばす対象ではないのだろう。

これなど、妥当な評価と思う: 関心空間

その意味からは、本日のタイトルは言い過ぎかもしれないのだが、せっかく思いついたので使っておくわ。
過言の滝。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 火球の用件で・・・『隕石コ... | トップ | 太陽黒点は復活するか (追... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書-エッセイ/小説etc」カテゴリの最新記事