真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

アジアの中心だというKYZYLに行きたかった晩年の天才

2009-01-31 | 読書-自然科学
wiki/Kyzyl
wiki/トゥヴァ共和国

『ファインマンさん最後の冒険』
原書名:TUVA OR BUST!:Richard Feynman’s Last Journey(Leighton,Ralph)
レイトン,ラルフ著 大貫昌子訳 岩波書店
例によって文庫化されているが、図書館の古い単行本で読む。

著者は、「ファインマン物理学」の共著者である物理学者の息子で、少年時代からファインマンにかわいがってもらう。本書執筆時は高校の数学の先生(地理も教えたり…)。wiki/Ralph_Leighton

(本書を映像化したような)TV番組55分(1988年): video.google/Richard Feynman - The Last Journey Of A Genius

あわせて読みたい: 『シベリアをわたる風 ― トゥバ共和国、喉歌の世界へ』
等々力政彦 長征社 (1999/07 出版)
レイトンとの交流も描かれている。レイトンに案内されてファインマンさんの墓参も果たした由。

ところで、等々力さんがバンド(喉歌ユニット)名にしたタルバガンは
“その愛くるしい格好やしぐさとは裏腹に、タルバガンはペストに感染、あるいはペスト菌を媒介するノミを持っている場合がある。”(wiki)
のだそうで注意が必要らしい。
モンゴルの人から聞いたところによると、「とてもうまい」らしい。その話をする時の様子といったら、「思い出すと、もう唾液が分泌されてきちゃう…」といった様子だったぞ。

日本人の口に合うかどうかは別の話のようだが: タルバガンの“ボートク”は遊牧民の男の料理

http://tarbagan.net/

wiki/喉歌
トゥバ共和国関連サイト
ほぼ日: 2003-05-23第4回 日本トゥバホーメイ協会代表、歌う

かぐや姫の無理難題のひとつ、火鼠の皮衣がアスベストだったろうというのは有名だが、トゥバにアスベスト鉱山がある由。
⇒ タルバガンがその火鼠…だったら面白いのだが、そうではないだろうな。たぶん。

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