真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

武官の妻の長い長い戦後 小野寺百合子さんの回顧録 2018年追記

2009-02-01 | 読書-歴史
20081025の続きみたいなもの...
『バルト海のほとりにて 武官の妻の大東亜戦争』で知られる小野寺夫人による、その前後の回顧。

『私の明治・大正・昭和―戦争と平和の八十年』
小野寺 百合子 共同通信社 (1990/01/22 出版)

『スウェーデンの歳月』
昭和15年秋、夫は駐スウェーデン公使館付陸軍武官に任命され単身赴任。翌年春、著者は末子のひとりを連れ、ストックホルム入りをした。そのまま戦争期間を過ごし、昭和21年春帰国。
小野寺百合子 共同通信社 1995年10月

小野寺百合子さん(1906年10月1日-1998年3月31日)、83歳と89歳当時の回顧録。
ご高齢にもかかわらず、はっきりしっかりされていたのだな。
生誕&逝去「月日」からも、たいそうきっちりされた方だったのであろうなあ。

事情があって遠隔地に遠ざけられていた人物がいくら鋭い情報をがんがん送っても、中央で取り上げられる筈もありませんでした、といってしまうとナニだが、歴史に足跡を残したとはいえるだろうな。

山口県立大学 渡辺克義氏によるインタビュー(1993年)
小野寺機関とポーランドとの関わりなどを中心に。

archives.nhk/NHK特集 日米開戦不可ナリ ~ストックホルム 小野寺大佐発至急電~放送日1985年12月8日
「100選」とかいうことで、昔ビデオが発売されたらしい。

追記:
2018.1.17 【産経抄】
ムーミンの谷はフィンランドかスウェーデンか 1月17日


2016.07.26
ムーミンの翻訳者、小野寺百合子さんがドラマに!


2016年07月30日
「百合子さんの絵本」♯15番外編:その後の小野寺夫婦の軌跡は?

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