真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

エッセイストとしての土門拳 (とはほとんど関係ない話に)

2008-10-30 | 日記
名取つながりで、土門拳さんに進出。
喧嘩別れしてるじゃないか、って?
ま、そうだけど。写真館の見習いだった土門が写真雑誌の広告を見て日本工房に応募、写真館主の了解が得られないもんで‘朝逃げ’してきた当初はカメラマンとしては駆け出しだったわけで、一から仕込んだのは名取だよね。

『風貌・私の美学』土門拳エッセイ選2008年
あれやこれやからかき集めました(上掲内容紹介の末尾記載の通り)、ということらしいね。

1958年に刊行された『ヒロシマ』の「はじめに」が印象的。

「懸魚について」という章がある。
名前に首をかしげる人でも日本人なら写真を見ればわかるだろうという懸魚:
懸魚(げぎょ)は神社仏閣の屋根に取り付けた妻飾りのひとつです
まさに、南面堂も名前はぜんぜん知らなかった。写真を見て「あぁ、あれね」。

以下、話それまくり:
音が似ているもので、西洋建築の屋根の端についている化け物を思い出した。
wikiガーゴイル

昔々、勤務先からみえた近所のビルの上端に変な化け物がついていて、一体なんだろかと思っていた。会議室からけっこうよく見えるポジションだったっけ。
後に本か何かでガーゴイルという名前を知り、一瞬にして両者が結びついて疑問が瞬間消失。

もっと関係ない話:
これも昔(間違いなく前世紀)、新聞の夕刊エッセイで「電車に乗っていた小さな子供連れのお母さん。子供が‘ガンゴール’と連呼するのだが、お母さんは何の事だかわからず困惑。分かってもらえずいらつき始める子供。近くの席で聞き耳を立てる著者も、密かに応援しつつ一緒に考えてしまう。さていったい何の事だろう??」というような話があった。

もうすぐ降車駅なのだが、それまでに分からなかったら悔しいぞ!!
ガーゴイルのことかしらん、はっは、まさか、などと必死で考えてしまう著者。
結局、ぎりぎりのタイミングで「ダンボール」と判明し、一安心。

著者が誰だったか、全く覚えていないのだが、内容が妙に印象的だったもので。
~記憶が窯変しているかも知れないのだがね。

うちの子の場合はだね、
ヒヨコッパ = ヘリコプター
トタナイ = トナカイ
などの作品がある。
本人は覚えとらんようだ(笑)。

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