昨日から降り続いていた雨も上がり私はこれで4回目の坐禅です。メンバーは、初参加の倉橋君、武間君、亘君、鈴江君、会長です。心配してた寒さも日頃の行いがよいせいなのか、さほどでもなく一安心でした。境内の掃除をし、みんなでお茶をいただき坐禅開始電気が消されると真っ暗闇に、ろうそくの灯りがなんともいえない幻想的な感じでした。ときおり鳴らされる鐘の音が身体じゅうに染渡ってくるようで、これこそ無の世界やなと・・・何も考えず意識を集中集中と思っていたら、あちこちでグ~グ~とお腹のなる音が、吐く息、つばを飲み込む音いろんな音が聞こえてきて、こんな音に邪魔されてはダメダメと思いひたすら心を無に・・・そのうち何も気にならなくなり足はしびれてきたけど今日はなんとか大丈夫そう・・・苦しい思いをして坐禅をすることって、考えてみると、人間って楽をしててはダメなんだって、苦しみを乗り越えてこそ得られるもの、幸せがあるんだって思いました。こたつにもぐるとでれなくなるのと同じで甘い汁に浸かっていては何の成長もないんだよって思いました。 1時間の坐禅終了!この日香住にカニ食べに行ってた生田さん、リベンジ出来ましたよっ。 その後住職さんの説法をとても長いことしていただきみんな真剣に聞き入ってました。覚えてる内容だけ記しておきます・足元を見つめて見なさい。大事なことは足元にあるのです「看却下」・苦しいとき逃げ出さないこと、立ち向かっていく強い精神力を鍛えなさい、苦しみも楽しみに変えそれを乗り越えることが出来たらそれは大きな力となります。自分の身に起こったことを決して人のせいにしない(親、友達、先生、兄弟、全ての人、環境)・今この一瞬を精一杯生き、何をするのも一生懸命やりなさい・日々の努力の積み重ねが大事・愛を求めるのではなく、与えられる人になりなさい(自分をすてるということ)
大津波から半年経った石巻ではどの海岸にも点在する花の群落が現れたそうで、名をオオハンゴンソウ(大反魂草)といいます。反魂とは、死者の魂をこの世に還すことだそうです。やはり我々は、地球に宇宙に大自然に生かされてるんだと思いました。そのことに感謝して忘れてはいけないと強く思いました。膝を痛めていた会長もこの日ばかりは冷や汗がでて大変きつかったそうで(もう無理はしないでくださいね)でもさすがぴくりとも動かずお見事でした。皆様、お疲れ様でした。