私が住む松山も床上、床下浸水した箇所、水浸しの道路など被害が出ました。
幸い、私の住む地域は川が氾濫する事もなく
雨で足元が悪い以外は、何ら被害が出ませんでした。
水不足が心配されていたダムの水も、一気に20ポイントも回復。
今も雨が降ってるので水不足の心配はなくなりそうです。
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ノカンゾウがあの大雨の中、ひっそりと咲いていた。
大雨もピークを過ぎ、小降りになったのを見計らって
どうしても気になって仕方なかった場所まで足を運んだ。
鴨の親子たちがいた場所だ。
途中の川を見て絶望的な気分になった。
濁流が凄まじい音を立てている。
まだ小さな子鴨10羽がいた場所に着いた。
橋の上には、私と同じように心配で様子を見に来た人が3人いた。
橋の上から子鴨たちがいた川を眺める。
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これじゃぁ避難する場所もない。
溜め息をつく私に、見に来てたオジサンが追い討ちをかける。
これでも大分水が引いたんだそうだ。
まだ飛べない子鴨たちの行方がものすごく気になる。
あの親鴨くらい大きくなった鴨たちはどうかとそちらにも行ってみた。
鴨親子の姿はなかった。
それでも気になり、水が引いて草が出てる場所をひとつずつ見て周った。
ん!?何かいるっ!
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嫌いな方、ごめんなさい。
ウシガエルだ!
ほうほうの体でここまで這い上がってきたのだろう。
小魚がこの草の塊に引っかかってるのか避難してるのか
サギがたくさん来て、食べ放題のように小魚をついばんでいた。
幾つかの草の塊を見て歩く事10分。
ついに鴨発見!
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。。。と言ってもあの10羽の子鴨より少し体が大きい。
しかも親鴨の姿はなく、どんなに探してもこの3羽の姿しかない。
親とはぐれてしまったんだろうか?
そんな事気にするふうもなく
ひもじかったのかすごい勢いで餌をついばんでいた。
思ったよりタフそうだ。
あの濁流を乗り切ったのなら、この3羽だけでも生きていけそうだ。
それに、その場を離れた親鴨がこの3羽を見つけてくれるかもしれないし。
絶望の中で小さな3つの命を見つけて、少し気分がほころんだ。
家に帰り、ふと庭を見ると、アマガエルが雨をしのいでいた。
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何と言うのん気な姿だろう。
心がもっとほころんだ。