この間の週末のことになるけれど、西早稲田にある大好きなお店『
甘露』さんで開催された、
屠蘇散づくり教室に参加してきました。
甘露さんに行けるのが嬉しいというはやる気持ち、そしてうちからだと少し遠いから、途中何かがあって遅刻しないようにと早めの行動により、開始時間の30分も前に到着。うっかり一番乗り(笑)。
甘露さんはぼーっとしてるだけでも心地よくて、癒される場所。だから、待ってる時間もホッとできる。
そんなわけで、あっと言う間に開始時間の10時に。ちょっとしたハプニングで、講師の方が少し遅れて到着することになったけれど、店主さんが旅行された潮州の様子をお話しして時間をつないでくださったので、むしろ得した気分。おかげで、私の中国に対する興味、急上昇↗︎。
そして到着が遅れたとは言え、講師の方は配布資料をしっかりご準備してくださっていたので、中身の濃い講座を楽しめました。
何より貴重だったのは、桂皮、白朮、当帰、陳皮、茴香、丁子、山椒、桔梗、防風、紅花、縮砂、附子。この12種類の生薬すべて、効能等の説明を受けながら味見できたこと。
こんなに味見できるとは思わなかったと終了後にお声がけしたら、この屠蘇散づくり講座くらいでしか試せるチャンスってないんだってー!それと、講師の方が調合された屠蘇散で作られたお屠蘇が美味しかった。
何気に、お屠蘇って今まで飲んだことがなかったかもー。お屠蘇と信じ込んでたのは、お神酒だったということにも気づかされ…😅。
さらにお話もとっても面白くって、陳皮の説明の時には比較するためか、6年前に講師の方が食べたみかんの皮が一緒に回ってきたり、ご自身の息子さんに生後1日目に漢方飲ませたら苦い顔してたってお話があったり(赤ちゃんは十月十日便秘だから、スッキリ出させてあげるため)、すっかりお話に釘付け。たくさん笑いながら、知識を得ることができました。
そして、お話が終わったら、自分の体調等に合わせての屠蘇散づくり。好きなだけ合わせていいって言われたので、気づいたら5種類も作ってた✨。自分なりに呼吸器に効くもの、冷えに効くもの、疲れ目に効くもの、附子(トリカブトの根)入りのもの、適当に組み合わせたもの。どんだけお屠蘇を飲む気やら(笑)。
ちなみに講師の方は、鍼灸師であり、薬剤師であり、八百屋さんであり…と肩書きの多い方で、私をちらっと見ただけで「左肩がかなり凝ってますね!」とズバリ!なんでわかったのかと聞くと、「何人か乗ってます😆」と冗談。でも、わかるんですねー。あと、この方にがぜん興味を持った理由は、病院や西洋のお薬に関しての考えが、私とまったく一緒だったこと‼︎あまりにもドンピシャすぎて、ご自身で企画されてる講座もあるそうなので行ってみたくなりました。特に『瘀血を抜く会』には絶対行ってみたい✨。
講座を満喫したあとは、そのまま甘露さんの絶品スイーツとお茶を楽しみながら、同じく講座に参加された方と台湾ばなしで大盛り上がり。
勉強にもなったし、本当に楽しかった。甘露さんが今後、どんな講座を企画してくださるか、楽しみだなー😊。