かれこれ知り合ってから四半世紀のお友だち夫婦がランチに誘ってくれました。だんなさんと奥さん共に四半世紀のお付き合いなので、気兼ねなく過ごせるのも私にはとっても嬉しく、そしていつも彼女たちが選んでくれるお店が、とっても素敵なのです。
今日はちょっと足を伸ばして、江ノ島までお出かけしました。藤沢から江ノ電に乗って行ったんだけど、江ノ電に乗ること自体があまりないので、すっかり旅気分。あいにくお店に向かう時は雨が降っていたけれど、そんなの関係ないくらい気分はウキウキでした。
今回選んでもらったお店は『クラリタ ダ マリッティマ』さん。お店の入口は木の扉だけれど、その横は大きなガラス窓になっていて、何とそこからは目の前を走る江ノ電が見える、何とも素敵なロケーションにあるイタリアンのお店。こじんまりとしているけれど、テーブル間のスペースが十分取ってあって、ゆったりと食事を楽しめる雰囲気も心地良かったです。
ランチメニューは2種類。前菜+パスタ+デザート&カフェ、または前菜+パスタ+メイン+デザート&カフェ。お友だちオススメのメイン付きをいただきました。
お昼間からシチリアオレンジのシャンパンカクテルで乾杯、からの前菜。
秋刀魚のクロスティーニ、地野菜の温かいスープ、そしてパルマ産の生ハムと地野菜のサラダです。
秋刀魚のクロスティーニはカリッカリにトーストしたバゲットに、ペースト状にした秋刀魚がたっぷり。風味は秋刀魚だけれど、塩焼きで食べる秋刀魚とは別物のお味。秋刀魚とパンの組み合わせを食べるのは初めてだったけど、合うもんですね。
スープは熱々。見た目からはクリーミーな味を想像していたけれど、想像よりもお野菜の味がしっかりとしていて、濃厚なのにサラッといただけました。お野菜の栄養がたっぷり詰まっている感じで、これも美味しい。
生ハムは24カ月熟成されたもの。そのせいかまろやかな塩味で、バルサミコ酢ドレッシングの葉物野菜との組み合わせがしっくり。もう前菜から大満足で、この後のお料理はどんなものかと期待感がぐんぐん上がる私でした。
パスタは5種類あって、その中から3人で2種類を選んで良いとのこと。悩んだ末、まずは蕪のスパゲッティ アラビアータ。
もちもちの手打ち生パスタにピリッとした辛みが効いたアラビアータソース、そこにやさしい味だけれど存在感のある蕪。間違いないおいしさ。フォカッチャでお皿に残ったソースもしっかりいただきました。
そして2品目のパスタは、江の島産しらすのスパゲッティ カルボナーラ。
私、普段はあまり好んでカルボナーラは食べないんです。こってりしすぎていて胃にもたれるし、途中で味にも飽きちゃうから。でもでも、ここのカルボナーラはもっと食べたいって思いました。極細だけれどこちらもモチモチのパスタに、こってりすぎないカルボナーラソース。生クリームもチーズも卵の黄身も入ってそうなのに、しらすの旨みがしっかり味わえるんだから、すごいです。カルボナーラに対するイメージが変わりましたよ。こちらもフォカッチャと黒ゴマのパンにソースを付けて、きれいにいただきました!
そしてメイン。3種類あったので、それぞれ違うものを選びました。私が選んだのは、やまゆり牛頬肉の赤ワイン煮込み いろいろな茸のリゾット添え。
この頬肉、ナイフがいらないくらい、とろとろに煮込まれているのに、牛肉ならではのおいしさはちゃんと残ってる。赤ワインの味もしっかりするのに、牛肉のおいしい味は負けてないんです。さらにキノコがいっぱい入ったリゾットも美味。赤ワインソースがたっぷりかかっているのに、キノコの味が口の中いっぱいに広がるんです。どうしてキノコって、こんなにおいしいんでしょ。
これはお友だちの奥さんの方が選んだ、やまゆりポークの香草グリル 地野菜の素焼き添え 香草風味のアンチョビオイルソース。
このポークもすっごくおいしかったです。表面がカリッとソテーされていて、中はとってもジューシー。香草の香りが食欲をそそる一品でした。
そしてだんなさんが選んだ・・・と言うより、レディーファーストで私たちに先に選ばせてくれたので、一番あっさり系になってしまったのですが、腰越産イシナギのオーブン焼きと地野菜の蒸し煮 柚子風味。
イシナギって初めて聞いた名前だし、もちろん初めて口にしたんですが、しっかりとした食感の白身魚。何より味がしっかりしているのにビックリでした。勝手に私の頭の中では、白身魚=味がぼんやりって方程式が出来上がってたんですが、噛むほどに濃い旨みがにじみ出てきておいしかったです。
最後はデザート。こちらもみんな違うのを選びました。メニュー名がデザートはあやふやなんですが、私が選んだのは、リンゴチップのミルフィーユ ラムレーズンのジェラート添え(みたいな名前)。
お店の人の「1枚1枚はがさずに、上からざくっと割って食べて下さい」という説明通りに、大胆にフォークでざっくり切って食べました。これ、相当おいしかったです!元々大好きなリンゴチップスに、ラムレーズンフレーバーのジェラートがサンドイッチ。パリッとしたリンゴチップスと、ラムの豊潤な香りをたっぷり含んだレーズン入りのジェラートの組み合わせは最高でした。
こちらは奥さんチョイスのナッツのジェラートを忍ばせたモンテビアンコ。
見た目はモンブランだけど、中がジェラートっていうのが面白いですよね。これがまた、本当においしいモンブランでした。生クリームじゃなくて、ジェラートとの組み合わせだから、お腹いっぱいお料理をいただいた後でもペロッと平らげることができるんでしょうね。
最後はだんなさんチョイスのクラッシックチョコレートケーキ ローズマリーのジェラート添え。
ローズマリーのジェラートって初めて食べたけど、ハーブの爽やかさが新鮮!チョコとハーブって合うから、これまた素敵なデザートでした。
すっかり満腹で写真を取り損ねたけど、3人揃ってカプチーノと一緒にこれらのデザートを楽しみました。女性陣はハートの、だんなさんのは葉っぱのラテアートになっていて、そういうささやかな心配りもうれしいお店でした。
そして、なんとこんな素敵なランチを実はお友だち夫婦がごちそうしてくれたというサプライズ付きでした。私って、本当に周りの人にいつも甘えてばっかり。本当にいろいろな面で、みんなに良くしていただいているなって、実感している今日この頃。いつかみんなに恩返ししなきゃね。
お店に入る前は雨降りだったけど、お店を出る頃にはすっかり雨も上がって、江の島を見ながらのお散歩も楽しめた素敵な休日でした。
今日はちょっと足を伸ばして、江ノ島までお出かけしました。藤沢から江ノ電に乗って行ったんだけど、江ノ電に乗ること自体があまりないので、すっかり旅気分。あいにくお店に向かう時は雨が降っていたけれど、そんなの関係ないくらい気分はウキウキでした。
今回選んでもらったお店は『クラリタ ダ マリッティマ』さん。お店の入口は木の扉だけれど、その横は大きなガラス窓になっていて、何とそこからは目の前を走る江ノ電が見える、何とも素敵なロケーションにあるイタリアンのお店。こじんまりとしているけれど、テーブル間のスペースが十分取ってあって、ゆったりと食事を楽しめる雰囲気も心地良かったです。
ランチメニューは2種類。前菜+パスタ+デザート&カフェ、または前菜+パスタ+メイン+デザート&カフェ。お友だちオススメのメイン付きをいただきました。
お昼間からシチリアオレンジのシャンパンカクテルで乾杯、からの前菜。
秋刀魚のクロスティーニ、地野菜の温かいスープ、そしてパルマ産の生ハムと地野菜のサラダです。
秋刀魚のクロスティーニはカリッカリにトーストしたバゲットに、ペースト状にした秋刀魚がたっぷり。風味は秋刀魚だけれど、塩焼きで食べる秋刀魚とは別物のお味。秋刀魚とパンの組み合わせを食べるのは初めてだったけど、合うもんですね。
スープは熱々。見た目からはクリーミーな味を想像していたけれど、想像よりもお野菜の味がしっかりとしていて、濃厚なのにサラッといただけました。お野菜の栄養がたっぷり詰まっている感じで、これも美味しい。
生ハムは24カ月熟成されたもの。そのせいかまろやかな塩味で、バルサミコ酢ドレッシングの葉物野菜との組み合わせがしっくり。もう前菜から大満足で、この後のお料理はどんなものかと期待感がぐんぐん上がる私でした。
パスタは5種類あって、その中から3人で2種類を選んで良いとのこと。悩んだ末、まずは蕪のスパゲッティ アラビアータ。
もちもちの手打ち生パスタにピリッとした辛みが効いたアラビアータソース、そこにやさしい味だけれど存在感のある蕪。間違いないおいしさ。フォカッチャでお皿に残ったソースもしっかりいただきました。
そして2品目のパスタは、江の島産しらすのスパゲッティ カルボナーラ。
私、普段はあまり好んでカルボナーラは食べないんです。こってりしすぎていて胃にもたれるし、途中で味にも飽きちゃうから。でもでも、ここのカルボナーラはもっと食べたいって思いました。極細だけれどこちらもモチモチのパスタに、こってりすぎないカルボナーラソース。生クリームもチーズも卵の黄身も入ってそうなのに、しらすの旨みがしっかり味わえるんだから、すごいです。カルボナーラに対するイメージが変わりましたよ。こちらもフォカッチャと黒ゴマのパンにソースを付けて、きれいにいただきました!
そしてメイン。3種類あったので、それぞれ違うものを選びました。私が選んだのは、やまゆり牛頬肉の赤ワイン煮込み いろいろな茸のリゾット添え。
この頬肉、ナイフがいらないくらい、とろとろに煮込まれているのに、牛肉ならではのおいしさはちゃんと残ってる。赤ワインの味もしっかりするのに、牛肉のおいしい味は負けてないんです。さらにキノコがいっぱい入ったリゾットも美味。赤ワインソースがたっぷりかかっているのに、キノコの味が口の中いっぱいに広がるんです。どうしてキノコって、こんなにおいしいんでしょ。
これはお友だちの奥さんの方が選んだ、やまゆりポークの香草グリル 地野菜の素焼き添え 香草風味のアンチョビオイルソース。
このポークもすっごくおいしかったです。表面がカリッとソテーされていて、中はとってもジューシー。香草の香りが食欲をそそる一品でした。
そしてだんなさんが選んだ・・・と言うより、レディーファーストで私たちに先に選ばせてくれたので、一番あっさり系になってしまったのですが、腰越産イシナギのオーブン焼きと地野菜の蒸し煮 柚子風味。
イシナギって初めて聞いた名前だし、もちろん初めて口にしたんですが、しっかりとした食感の白身魚。何より味がしっかりしているのにビックリでした。勝手に私の頭の中では、白身魚=味がぼんやりって方程式が出来上がってたんですが、噛むほどに濃い旨みがにじみ出てきておいしかったです。
最後はデザート。こちらもみんな違うのを選びました。メニュー名がデザートはあやふやなんですが、私が選んだのは、リンゴチップのミルフィーユ ラムレーズンのジェラート添え(みたいな名前)。
お店の人の「1枚1枚はがさずに、上からざくっと割って食べて下さい」という説明通りに、大胆にフォークでざっくり切って食べました。これ、相当おいしかったです!元々大好きなリンゴチップスに、ラムレーズンフレーバーのジェラートがサンドイッチ。パリッとしたリンゴチップスと、ラムの豊潤な香りをたっぷり含んだレーズン入りのジェラートの組み合わせは最高でした。
こちらは奥さんチョイスのナッツのジェラートを忍ばせたモンテビアンコ。
見た目はモンブランだけど、中がジェラートっていうのが面白いですよね。これがまた、本当においしいモンブランでした。生クリームじゃなくて、ジェラートとの組み合わせだから、お腹いっぱいお料理をいただいた後でもペロッと平らげることができるんでしょうね。
最後はだんなさんチョイスのクラッシックチョコレートケーキ ローズマリーのジェラート添え。
ローズマリーのジェラートって初めて食べたけど、ハーブの爽やかさが新鮮!チョコとハーブって合うから、これまた素敵なデザートでした。
すっかり満腹で写真を取り損ねたけど、3人揃ってカプチーノと一緒にこれらのデザートを楽しみました。女性陣はハートの、だんなさんのは葉っぱのラテアートになっていて、そういうささやかな心配りもうれしいお店でした。
そして、なんとこんな素敵なランチを実はお友だち夫婦がごちそうしてくれたというサプライズ付きでした。私って、本当に周りの人にいつも甘えてばっかり。本当にいろいろな面で、みんなに良くしていただいているなって、実感している今日この頃。いつかみんなに恩返ししなきゃね。
お店に入る前は雨降りだったけど、お店を出る頃にはすっかり雨も上がって、江の島を見ながらのお散歩も楽しめた素敵な休日でした。