初めてのフルマラソン備忘録。勝田マラソン

１/３１の勝田マラソン。前日は雪だったけれど、当日は晴れ、風もなし。前日の雪は、ボランティアさんたちが雪かきしてくださったとのことで、雪もなし。絶好のコンディション。ウィンドブレーカーもいらない陽気だった。そして、ホッカイロをトイレの便器に落とした（回収してゴミ箱に入れましたよ( ;∀;)） 去年と同じ場所に、Ｓさんのビニールシートと「さわやかな風」の幟。そしてＯさんから手作りのマラソン大会記念プレゼントのコースターをもらった(^^) リポDとバナナの差し入れをありがたくいただく(^^)それにしても、本当に私なんかがフルなんて走れるんだろうか。怖くなってきた。 １０時３０分、フルマラソンの部スタート。私は後ろのほうのFブロック。スタート地点通過まで１７、８分かかった。 周りのランナー、ペースが速い。片側３車線の道に入るとどんどん抜かれてく。１キロ７分のペース。１０キロの部だったらかっ飛ばすところだけど、この先４０キロもあるんだよ、ダメだよ、怖いよ。 大きな通りから右の道に入って、また左の道に急角度に曲がる道に入る。だいたい７～８キロ地点。ヤバい。左ひざが痛い。なんで？まだ１０キロも来てないのに、テーピングしてるし、サポートタイツも履いてて、ひざが痛くなったことなかったのに。ふくらはぎも変な感じがする。道沿いのお店がトイレを開放してくださったので、お言葉に甘えてトイレを借りる。サポートタイツを履きなおし、ストレッチし、よし、OK!再び走りだすと、今度はひざの痛みも消えて快調。沿道の方々がいろんな応援のパフォーマンスを見せてくれてとても楽しい。緊張して怖かった気分がだいぶほぐれた。 坂が出てきた。まあ、坂道の多い松島ハーフマラソンや地獄坂で有名な東和ロードレースの血を吐くような苦行を思えば・・・(;'∀') 東海村に入った。沿道の皆さんがチョコをくれるのでありがたくもらった(^^)どら焼きとバナナもらった。１０～２６キロまで、快調快調。ところでもうお昼の時間だけど、ご飯はどうするの？と思っていたら、私の前を走っていたランナーさん、スキヤに入っていった。うーん、お肉はちょっと今のあたしにゃ重たいかな(;´∀｀)給食サービスしてくれているパスタやさんあったけれどすごい行列。道に、バナナの皮が落ちてる。サービスあったんだねぇ・・・あ、乾燥芋もなぜか落ちてる。拾って食べようかほんとに迷った。食べ物落とすとは罰当たりめ！ 沿道の応援の方々とハイタッチ。不思議と元気が出てくる。ほんとにエネルギーを吸い取ってるんじゃなかろうか。 ２６キロ地点、１５時過ぎ、お腹がグルグルゴロゴロ鳴りだして、本気でお腹空いた。米が食べたい。最寄りのコンビニに駆け込んでおにぎり昆布を買って食す！ご飯うまーい( ;∀;)２８キロ地点、公民館みたいな建物があって、温かいコーヒーとお漬物を頂いた(^^)うれしいサービス。 このあたりで、歩道を走るよう指示。歩道、狭いよ。歩いている人を抜かすのも大変。救急車と何回かすれ違う。足をつってうなりながら座り込んでるランナーさんもいる。 ３０キロ地点。関門突破。収容バスに乗らなくて済んだ。 ３３キロ地点。左足の小指と親指にビビッと激痛が走った。そして、右足の小指と薬指にも激痛。私の足裏にナニカが起きた。その後から、足を踏み下ろすたびに激痛が走る。残りたったの９キロ。いつもなら練習で走る距離だ。今だけ痛みを忘れさせて！リタイヤ？ナニソレ？美味しいもの？ 歩道の段差が、足裏に響く。痛いけど気にしちゃダメ！沿道の方の温かいお茶やおみかん、乾燥芋のサービス。うれしい(^^) 一緒にフルを走った同じチームのみんなはもうゴールしてるんだろうな、と想像しつつ、自分の状況をかろうじてフェイスブックにUPする。 ３５～３７キロ地点、坂がいくつか。太ももパンパン。信号待ちのたびにストレッチ。片側３車線の大通りに帰ってきた。見事に全部の信号にひっかかる。けど、信号待ちはストレッチタイム！ ４０キロ地点。制限時間の６時間になっちゃった。あーあ。でも、周りのランナーさん走っているから私も走るよ。Ｔさんが様子を見に来てくれた。うれしい(^^)あと２００メートルとな。 角をまがったら、芝生、その先はゴール。みんな待っててくれた。私なんて何時に帰ってこれるかそもそも帰ってこれるのかすら定かでないのに。うれしい。 けど、タイム測定のマットは踏ませてもらえず、記録なし。制限時間６分オーバー。 ゴールした直後にＦ君と遭遇。フルを走ったあとにバイトとのこと。なんてパワフルなんだ(;´∀｀) 足裏の激痛の正体は、豆があちこちに。親指に赤黒いでかいタコもできてた。 ゴールしてすぐは、もー二度とフルなんて走るもんかと心の底から思ったけど、いまになって、楽しかったなぁ、走って良かったなぁと。そして、３か月後にかすみがうらフルマラソンなのであった。