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札付きゴン太ゲンさん自立物語後編

おはようございます。
自分と同じ脳卒中の後遺症やスポーツ・労災・交通事故で片手が不自由で苦労している人の味方。
片手で歯磨きParalymcup開発中の原田太郎ことゲンさんです。

札付きゴン太のゲンさん後編で~す。

アッ、その前に。今朝一番に、ゲンさんにコメントくれたBさ~んありがとで~す。
ゲンさん入院中や退院後も高価で効果なリハビリグッズをなんどもいただいたんです。この場を借りてお礼を!ペコンペコン!

ではでは
「命はどこで拾うかわかんねぇもんだねぇ???!!!」@@@

@これからがゲンさんの現世のはじまり。ここも(@サラ~ッとお読みください)

入院10日目、生まれて初めて俺いらは自分の身体を刃物でやられた。
イヤ、実際はドリルだった(道路工事じゃねぇって)。
手術台でベソかいてた(爆)。

前世ではゴン太のゲンさんも、そう、意識もうろうの中でも怖かった(シュン!涙)。

発症して何が嫌だったかと言うと、点滴は仕方がねぇとして。小便の管を通されて、オムツをされたこと。
紅顔の美少年(前世の話)にとっちゃ苦痛なんてもんじゃなかったぜ。

もひとつあった。管とオムツが取れて、車椅子に介助で乗せてもらって、
やっとトイレに行けるようにはなったが、

ズボンの上げ下げとオシリを拭くのは手伝ってもらわねぇとできねぇときたもんだ。情けねぇったらありゃしない。

発症20日目で東京から厚木の(マッカーサー元帥がおりたところでぃ~。チト離れているけど)山あいの閑静な七沢リハビリテーション病院脳血管センターA4階病棟へリハビリ入院となった。

東京から厚木までの車での移動中、車の排ガスの臭いが
桜の花(世間は花見時さ)の香りより懐かしかった。花より汚れた空気(だんご)さ。

リハビリ開始後、精神的に参った時期だった。

命拾ったことがしっかり実感できたからか、現実(店のこと・経済的なこと・ここには書きつくせないほど語れば3日はかかる)が押し寄せて来た。

前世(倒れるまで)では「ゴン太」という不良品であり、現世では欠陥(血管)品の脳ミソで、とことん、どん底へ落ち込んで、ベットのカーテン引いて涙する毎日が続いたもんですぜぃ。

ゴン太のゲンさんって嘘だろうって?本当だよっ!@ゴン太のゲンさん、似合わね~って話はバシッとやめて。

人間的な人ほど(ゲンさんは?ですよね)心も身体も不安定になり多くの不安を感じるのは当然でしょう。
作家の五木寛之氏が不安は希望のはじまりであり、人を支えていく大事な力だと言っている。
「誰もが抱える不安」「若さが失われていく不安」「真に頼る物がもてない不安」「時代に取り残されることへの不安」「本当の自分が見つからない不安」…。みんな、その不安を希望に添加させる道をもがきながら探したいのである。

喪失から新しい発見へ!!迷いつつ生きる事への感動の創生が不可欠である。

その希望創生のきっかけ、温もりをずっと送り続けてくれたのが七沢の看護師軍団である。
七沢リハビリテーション病院脳血管センターの医師・看護師・理学療法士(PT)・作業(OT)療法士のスタッフ軍団は日本一、東洋一と言われただけあって、その素晴らしい伝統は「インフォームドコンセント」の理念に今も立派に活きている。(あとでわかった。入院中はなにせ、札付きゴン太のゲンさんでしたから。ペコン!)

日本で最初のアドボカシー(アボカドではないよ)の窓口部署を設置し、医師・
看護師・PT・OTの人たちは患者一点に焦点を充てて、勤務終了後も弛まぬ勉強会を続けている。(これも退院後に解かった。)

なぜかって?それはね、七沢の医師・看護師・PT・OTの皆さんは患者へ
毎日温もりを発信しているってことなのさ。

リハビリしている時は完全復活しか頭になくて、自分のことでいっぱいいっぱいであるがために、希望創生のきっかけつくりの温もりのオーラを不幸にも感じとれなかったのさ(鈍いのはゴン太のゲンさんだけかなぁ~?)。

この場を借りて心より深謝致します!ペコン!ペコン!

「生きるってことは食べること」「食べることはい生きること」を教えてくれたのも看護師さん。

これからの「人生をどう生きるか」ってきっかけと温もりをくれたのも看護師さん療法士さん。感謝、感謝、感謝!!!ペコンペコン!

で、ゴン太のゲンさん退院後何してるかって?

元気に生きてるさ!

きっかけと温もりをくれた看護師さんの一言「ゲンさんは入院中、何が一番困ったの?その困ったことを考案して起職すれば」って。

=起職はゲンさんの造語=この一言はゲンさんにとって天の声だったねぇ~。
(白衣の天使だぁ~!)

現実問題として厨房に絶対戻ると意気がってはみても、
左半身不随の装具装着・杖の1種1級だもの、所詮無理な話だったのよ(ひとりよがりさ)。

悔しかったね~、案山子は一本足で立ってるってのにゲンさん杖ついても片足では立てないんだもの(爆)。

だって、ホントの話がこの身体では就職や元の仕事に復帰できないわけだから、起職しかないと思ったわけ。

人生の終盤に納得できて打ち込める事を見つけて、それをやり遂げる。そう、看護師さんの一言はまさにの天の声だったってことよ。

それで考えたのが「片手でらくらく歯磨きParalymcupの開発」で~す。
あともう一回手直しすれば「買ってよかった、使ってよかった~」の
本物志向の商品サービスにたどり着くと思う。

特許も取得したし出願中のものもある。
特許は引き算である。

開発にあたり、ヒントをくれた
七沢リハビテーション病院脳血管センターの看護師さん、師長さん他の皆さん、
神奈川リハビリテーション支援センター(モニター支援)、
神奈川工科大学健康福祉支援センター、
神奈川県産業技術総合研究所 材料・機械制御技術部、
神奈川中小企業センター企業化支援部、
戸田プラスチックシステム(株)、
(株)三愛、
(株)カザン、
(株)ビラーゴ
の産・官・学連携の皆様、

「酒菜すゞはち」の皆様及び脳卒中の会「厚木カモミール」「NPOたくみ21」の皆さま本当に有難うございました。

これからも「生きることは食べること」をモットウに
「自立への第一歩は歯磨きから」。

ほんのちょっとだけ頑張って有意義に生き抜きましょう!
自立だ!自立だぁ~!

それがリハビリを支えてくれた家族・友人・知人・医療スタッフ・
「酒菜すゞはち」のお女将さん真美ちゃんお客様へのご恩返しです。
                            (パチパチパチ)

   たまに良いことをいう原田太郎ことゴン太のゲンさん自立中物語さ?!(完)

お読みいただき有難う御座いました。ペコン!

志→挑戦→苦労苦悩挫折(今ココを抜け出そうとしているところ)→達成→感動

高橋Qさんのようにゲンさんも物語をつくる。

苦労苦悩挫折がいっぱいないと物語りにならないし。(単なるゲンさんの強がり)


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