観るものも無くなってきたし、、と
何となくタイのドラマを観るでもなく観ていたら
主人公の青年がすごく美形で、東南アジアの俳優さんにも
こんな男性がいるのか、やっぱり俳優てどの国でも特別だなと
どんどん引かれていきました。
日本人的なので違和感が無く、とても気になって
観た後この俳優さんを検索しても情報は殆ど無く
ほんの少し情報を出している人が、この男優さんのインスタがあること
出演した映画などに言及していました。
この方を、タイの「二宮和也」だと書いていて、再度1話を見直すと
見れば見るほど二宮さん。
背はさほど高くなく二宮さんと重なりますが、彼はTシャツ姿の外から想像しても
ものすごいマッチョな感じの青年。1996年生まれ。
チャーノン・サンティナトーンクンという、なが〜い名前で覚えられません。
お借りした画像。
彼は、タイの「オーシャンズ11」と言われている
天才高校生たちの、カンニングのプロジェクトが請け負う危険な仕事を描いた
知る人ぞ知るお話「バッド・ジーニアス・危険な天才たち」という映画に
真面目な苦学生として出ているそうです。Netflixでも観られるようです。
お借りした動画です。
昨日観た「プリーズ」の舞台は、バンコクの観光名所の一つである
ヤワラー(チャイナタウン)。
占いとか、お札とか、運命とかという東洋的な宗教観、人生観を元に
男女のラブストーリーを描いています。
韓国や中国のドラマでも、前世や現世、来世の思想が根底にあるものが多く
私自身はその思想を否定していないので、すんなり筋書きに入っていってしまいます。
主人公はティーという青年。母親は早くに亡くなっていて
貧しい占い師の父に育てられ、色々な商店が立ち並ぶ下町に住んでいます。
緑内障が原因と言われて、徐々に視力を失っていきます。
父不在のある夜、父から習って占いの知識がある彼は
一人の美しい女性の占いをします。
彼の占いでは、近々この女性の愛するものが無くなるという内容。
彼女は信じないと言い放って帰りますが
この後彼女の母親が交通事故で亡くなります。
この女性を占った後、彼は完全に視力を失ってしまいますが
このことをきっかけに二人は徐々に惹かれ合う仲になるという展開。
しかし、占い師の父親は、二人の相性は最悪という見立てで
二人を引き離そうと、いつも彼女をきつい態度で突き放します。
主人公の女性エルのうちは、バンコクの景色特有の
小舟が行き交う大きな川に面していて
調香師だった母親が彼女のために作ったという
ジャスミンやミントなどを調合した香りが
川に面した大きな縁側に座って夕陽を眺める
薄紫の夕暮れに映し出された二人のシルエットに、まとっているようで
この後の二人の恋愛の展開を予想させていきます。
主人公の幼馴染たちの、純粋で奥手な、そしてコミカルな恋愛の展開も微笑ましい。
エルの元彼は、お金持ちの御曹司で、少し色黒で
こちらはまさしく、東南アジア系の顔立ちのイケメン俳優さん。
いつまでも「乙女な私」?は、鼻で笑われてもこういうストーリーがやっぱり好き。
バンコクのチャイナタウンの建物には
香港や、中国上海、台湾などでもよく見られる漢字の看板も多く
静かに流れるBGMも映像とマッチして、アジアンテイストのドラマだと思う。
運命は変えられない、受けいれるしかない
しかし愛は運命をも乗り越えるというラブストーリですが
諦め観「諦念」も 漂う、初めて観たタイのド ラマでした。