今朝は大リーグのオールスター戦に釘付けで、大谷翔平選手の先発も
バッターでの出番も、まるで自分のことのように鼓動が速くなっていて
ドキドキ感で観戦していました。
ご本人はほんとに楽しそうな表情で
野球選手として、体格、ビジュアル、プレーなど
生まれながらの、神から授けられた「持ってる人」なんだなぁと思う。
さて、昨日のコーラスの練習曲についての続き。
スタジオジブリ・メドレーの前半の曲の初っぱなは
荒井由実さん時代(松任谷由実)のユーミンの
1974年ヒット曲「やさしさに包まれたなら<魔女の宅急便>」(西村翼編曲)で
あまり詳しくない方でもよく耳にした歌です。
2曲目は「さくらんぼの実る頃<紅の豚>」
(ジャン=パチスト・クレマン作詞<ニコル角谷玲子訳詞>
/アントワーヌ・ルナール作曲/倉知竜也編曲)
ソプラノの先輩啓子さんなどと「綺麗なシャンソンだけど『紅の豚』の豚って??」
横で居た恵子さんが「おっさんの豚よ~」
この曲も上記のユーミンの曲も昨日は歌ってませんが
この曲に特化して書いてみます。
動画を見つけたのでお借りして掲載させて頂きました。
このシャンソンは元々題名の通り、さくらんぼの実る頃の
儚い恋と失恋の悲しみを歌った曲ですが、1871年に勃発した
労働者による革命で起きた「パリ・コミューン」で
軍との激しい市街戦の中、コミューンの立てこもりのバリケードに
看護師ルイーズが、危険を顧みずさくらんぼの籠を携えて現れ
負傷者の手当に当たったが、戦闘に巻き込まれ亡くなるという史実があり
その後も起きた、コミューンへの弾圧や殺戮を「血の一週間」と称し
このことを悼む思いで「さくらんぼの実る頃」は
市民たちがしきりに歌ったことで有名になりました。
作詞は、銅工職人でパリ・コミューンの一員であったジャン=パチスト・クレマン。
作曲は、テノール歌手のアントワーヌ・ルナール。
「紅の豚」の内容。(写真はお借りしました)
世界大恐慌時代、イタリアのアドレア海を舞台に
飛行機を乗り回す空賊(空中海賊と呼ばれる)と、それを相手に
賞金稼ぎで生きる、豚の姿をした退役軍人の操縦士の物語。
制作者の宮崎駿さんは、生家が航空機産業に携わっていて、幼い頃から
飛ぶことに憧れていたそうで
『中年のための映画(疲れて脳細胞が豆腐になった中年男のためのマンガ映画)』と
銘打たれたそうです。≪ウィキペディアからお借りしました≫
さくらんぼの実る頃
よろこびに満ち 鳥はたわむれ
誰もかれも歌い出す
女たちは我をわすれ
熱いふたりは光をあびて
さくらんぼの実る頃
青空たかく鳥はうたう
儚い夢 さくらんぼの季(とき)
ふたりで作る耳かざりよ
ひとときのよろこび
鮮やかに赤く 青葉に映る
さくらんぼに似た よそおいは
儚い夢 思い出の季(とき)
赤い珊瑚の耳かざり
今も愛する さくらんぼの季(とき)
癒やされない こころの傷
遠い昔の思い出