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〜かたることばが歌になる風になる〜

『メゾパート最強』と言わしめたい「コーラス花座」

「コーラス花座」のメゾパートの久子さんは千葉在住のお母さんのことなどで
昨年暮れ頃特に「花座」の練習に集中できなかったのがあって
コンサート曲に不安を抱えていて、以前から
私のマンションに行くから、個人レッスンしてほしいと言っていました。
ほそみっちゃんの了承も得て、先週金曜日
マンション隣接のホテルのランチをご一緒したあと、歌の練習をしました。

ランチは二人共「海鮮焼きそば」(写真撮り忘れました)は
味付けが少しバージョンアップされていて、カップのスープとそしてサラダ付きで
1,300円というお安さでとっても美味しくて彼女は大満足。

以前慶子さんも来てランチした時に、足元に置かれた荷物箱に鞄が挟まって
マンションの部屋まで気づかず持ってきてしまった
あの箱に久子さんも鞄を入れています。
慶子さんの珍エピソードにまたまた二人で爆笑でした。


ランチ後、部屋で私が淹れたモカブレンドの珈琲とお菓子でお茶。
彼女は、お兄さんが茨城に住んでらっしゃるとかで
名産の「干し芋」を持ってきてくれました。
主人と関わりがあった方で、茨城のひたちなかにお住まいの隆さんも
以前、干し芋が美味しいからと送って下さったことがありましたが
この辺りで売っているものとは別物のように、柔らかくてねっとりしていて
お芋そのものの甘さで、彼女が帰った後結局私は全部平らげてしまいました。

彼女との練習は休憩を除いて約4時間近く。
ほそみっちゃんが指摘していた
彼女の所謂「棒歌い」(音取りだけのソルフェージュのような)という
感情が表現できていなくて抑揚のない歌い方は
彼女自身が、長年宗教曲ミサの類の曲を混声合唱などで歌っているのですが
自身が、抑揚たっぷりな歌い方で歌うことをしてこなかった理由からのようで
自分で自覚はしているようでした。

私が聞く限り声も通るし音程もすこぶる良い。
他のメンバーより出遅れていて、曲の譜割り等に不安があるようなので
まずJ-POPの「さくら」から。
森山直太朗さんの有名な曲ですが、今の卒業シーズンの旅立ちのお祝いと
再会の希望を歌った歌詞が細かくて暗譜が大変。
一番のポイントは、音符のリズムの正確さとシャープさです。
「花座」のみんなは、ようやくリズムが統一できてきていますが
私には、リズムの譜割りがまだまだ甘いと感じていて
もっとキリッとしたシャープさがほしいと思っています。

久子さんの歌もそのあたりをチェックし
リズムが不安な部分もピックアップして、何度も何度も歌ってもらいました。

リズムに注視すると
いつの間にか声(発声)が喉に落ちてきて「喉声」になりピッチが落ちます。
歌い出しから「背筋を伸ばして」「頬骨を上げて(笑うように)」
旋律のある位置が水平線上だとするなら、その線上か少し上の位置を意識して
「鼻腔に息を通す」など
常にいくつものポイントを念頭に置いて歌わねばなりません。

色々細かい指摘をしても、真摯に一生懸命歌ってくれる彼女は
私が改善点を言うと、とっても飲み込みが早くてすぐ出来るのが素晴らしい。
そして「棒歌い」の例えとして適切かはわからないですが
ある往年の声楽家の、どちらも素晴らしい声量と声質の二人の男性歌手の比較と
美しい声だけれど??というある女性歌手の例を出して
you tubeで歌っている歌を聞いてもらって
私の独断と偏見かもしれないけど違いを尋ねると
即座に私も思っていた違いを言ってくれました。
彼女は、感性は素晴らしいものを持っていて、頭の良い方だと改めて思いました。

J-POPのもう1曲「異邦人」
メゾがソリ(ソロの複数形)で歌う箇所がいくつかあるけれど
録音を聞く限り、ごめん🙏下手くそ」
少しピッチも低いし感情表現に乏しいと私は感じています。
ここはメゾの聴かせどころなんです!

色々いっぱい楽しく姦しく、本番の曲を全部練習しました。
今度もう一人のメンバーとまた2月に来るらしい。
もっとバージョンアップしてメゾパート最強」と言わしめたい。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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