〜かたることばが歌になる風になる〜

西郷どんの故郷を訪ねて その七

空港のリムジンバスに20分ほど乗って鹿児島中央駅に着いた。









この大きな観光都市の玄関口はバスや車の往来も多く、デパートや土産物店が入って賑わっている。
ホテルの送迎バスが来る時間まで余裕があったので、翌日大きい荷物を入れるコインロッカーや観光案内所の場所も確認した後、お洒落なカフェでお茶をした。
鹿児島に来てわざわざ買うこともなかったが、スマートフォンのケースを購入した。
スマホの裏面が綺麗なゴールドなのでそれを隠したくなくてずっと透明のカバーをつけていたが、誤作動で電話がかかったりもするのでケースにしようかと考えていたところ、お洒落なバックを売っているお店で何点か置いているのを見て思わず買ってしまった。ストラップは翌日行った「西郷どんドラマ館」の土産店で買ったもので、ハートの部分は屋久杉で作られている。ショッピングはご縁だと思う。



スマホを見るたび鹿児島を思い出すと思う。

妹が予約してくれていた鹿児島サンロイヤルホテルの送迎バスは夕方4時過ぎに来て、4組ぐらいの旅行客の人たちが乗り込んだ。駅から数分で大きなゴージャスなホテルに到着。ポーターの男性はどこのお国の人なのか、ラテン系のお顔のように思えたが、少し訛るがよく聞き取れる日本語で時々外国人特有のリエゾン的な語尾になる。
日本に来てこの国の習慣、しきたりなども体得したんだろうなぁと想像しながら、流暢な説明にいたく感心してしまった。自分がその立場だったらとご苦労なども思いながら丁寧な口調に聞き入っていた。
案内されたお部屋のドアを開けると正面の窓から桜島が目に入って思わず「ワァ〜桜島❣️」
「綺麗に見えるのはこの時間ぐらいまでですよ」とその人が言うので、暗くなる前に撮影。


ホテルなので基本は浴衣やスリッパでお部屋の外に出るのは禁止だが、最上階の大浴場に行く時だけ大丈夫ですとのこと。
お風呂は眺望が良いと言っていたが、見えるのは桜島の方ではない夜の繁華街。大きな賑やかなイルミネーションの建物だと思ったらパチンコ屋さん。都会的な部分と海や山⛰が見える観光都市それが鹿児島。

翌日観光する、明治維新の激動の歴史の町探訪に思いを馳せながら、夕食は目と舌を楽しませてくれる薩摩ならではのお料理を頂いた。





薩摩汁。のっぺい汁とほとんど中身がおんなじ感じだったがこちらはさらっとしている。
光り物のキビナゴが柔らかい。


豚の角煮。こってり煮込んだ感じで柔らかいがごぼうとこんにゃくも見た目より意外と薄味。

鰹の西京焼など4品。

さつま揚げは揚げたてで、地元ならではの美味しさ。

お品書きに「丸十」とあるのはサツマイモのこと。薩摩藩の紋が丸に十の字で「丸十」と呼ぶ。

薩摩名産だからこのように呼ぶようになったのだろうか。

定番の黒豚のしゃぶしゃぶ。



この夕食で「鶏飯」(けいはん)と言うのを初めて頂いた。奄美大島のお料理らしい。
ご飯の上に味をつけた鶏肉としいたけや錦糸卵を乗せ、お出汁をかけ刻み海苔をふりかけ頂く。
この後はロールケーキと果物のデザートで終わる。
観光地に来てその土地ならではのお料理を味わうのも旅の醍醐味。
この2日間で普段の食事の3倍ぐらいの量を頂いて相当体重は増えただろうと思う。
帰宅したらしばらくは粗食で過ごすつもり。

次は最終章、西郷どんのゆかりの場所へ。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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