推しの中国俳優のウー・レイ主演のドラマ
「愛なんて〜ただそれだけのこと〜」はずっと観続けていますが
紹介記事は続きを書けていません。
ブロ友さんが、見かけた中国ファンタジードラマがしょうもなくて1話でやめたという
そのドラマを私は観てしまった、アハハ
ブロ友さんのその感想はごもっともと思うのですが
それでもめげずにこのことを先に書きたいと思います(笑)
架空ではあるし、相変わらず地上から屋根に飛び乗ったり屋根を走ったり
飛び上がって空中で決闘したり、冷静に観ているとほんとに笑えるシーンや
必ず、またかぁって思うほど頻繁に血を吐くシーンも満載です。
それに日本のゴジラ顔負けな、龍とゴジラが合体したような珍獣が画面に大アップで
神仙(天界に居るという仙人)たちとの空中で繰り広げられる決闘なども
バカバカしいと思い出したら、やんぴ〜(やめた〜)となるだろうと思います。
でも私は、選び抜かれた人ってこういうことなんだと思えるような
神秘的で透明感のある、絵画から抜け出てきたような俳優さんが
男女とも美しい衣装を着て演じるファンタジー時代劇は目の保養にもなるし
BGMも東洋的音楽で、漢字の達筆な文字も出てきて好きなんです。
Amazonプライムビデオで、ずっと紹介画面で見て知っていたけれど
主人公のチョン・イーという男優さんの、醸し出す色気が私は少し苦手で
ヒロインのヤン・ズーという女優さんもあまり好きになれず観ていなかった
☆星4つ半という高評価の「沈香の夢前編」でしたが
暇つぶしな感じで観たのにノックアウトされてしまいました。
中国ドラマは、天界という神の世界を描いているものが多く
チョン・イー扮する天帝と、ヤン・ズー扮する蓮の精との恋愛は禁じられていて
ヒロインは天界から追放されて天空から落下していきます。
落ちた所にある「忘川」という川を渡っていくと
過去(前世)の記憶が消えて渡り切れるのですが
ヒロインは天帝との恋慕の記憶が消えず
900年(9年?)経っても川を渡り切ることが出来ません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/93/a05565bfe92b5b9f37f1c742d390c695.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/3e/02c51f7cbf219ef954f8921aa9e7755a.jpg)
衣服もヨレヨレ、履いていた靴も無くなりはだしで、目も見えなくなり
愛らしく可愛かった彼女は、うつろな表情で髪も真っ白な老婆のよう。
天帝はお咎め無しで、彼女だけがその刑罰を受けてこんな試練を課せられて、、、
可哀そうすぎて私はずっと大泣き号泣。
変わり果てた彼女のことを知った天帝(チョン・イー)は
別人に成りすまして目の見えない彼女を人間界に渡れるように導きます。
このドラマの「後編」がAmazonプライムビデオで始まっていますが
全話無料になるのを待っているところ。
「沈香の夢」を先に私は観たのですが
チョン・イーが先にブレイクしたという「瑠璃〜めぐり逢う二人、禁じられた愛〜」
このドラマは、修行して動物から人間になった者や、その従者は蛇だったり
ちょっと現実離れしていて、こちらこそちょっと違和感満載。
ヒロインに扮するユエン・ビンイエンも
何故だか私好みでなくて食わず嫌いでしたが
チョン・イーは寡黙で捉えどころのない雰囲気を醸していて
色っぽい唇や目線に、視聴する女性たちがメロメロになるようですが
さすが男優さん。
決闘シーンでは圧倒的な剣捌きで魅せてくれて、韓国ドラマや日本の俳優さんでも
あまり見ることがない、稀有な雰囲気を醸し出す俳優さんです。
59話という長編ドラマもあと数話で終わります。
「瑠璃〜めぐり逢う二人、禁じられた愛〜」予告編
中国ドラマは「前世」「現世」「来世」という輪廻転生の思想が根底にあって
私が共感する部分でもあります。
「コーラス花座」で、私の中国ドラマ好きはみんなが知っていて
常にお香が炊かれていて、お茶を嗜むそういう雰囲気が好きだということを話すと
君子さんが昨日の練習日に「沈香」のお香を持ってきてくれました。
実家には香炉があったのですが、引っ越しの際にそれを残してきたようで
お仏壇の線香立で炊くのもなぁと思って
父の焼いた「木の葉天目平茶碗」に入れて炊いてみました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/5f/3d89341f85934d86a0463b98866c2ee2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/5f/3d89341f85934d86a0463b98866c2ee2.jpg)
例えようが適切ではないかもですが
漢方薬を煮たような、ファンタジーな美しいタイトルとはちょっと違う
燻したような匂いが部屋中に漂っています。