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〜かたることばが歌になる風になる〜

オータムコンサート

私が歌いに行っている「花座」の指揮者ほそみっちゃんは、地域の生涯学習ルームのシルバーコーラス「アンリューズ」も指導していて、この地域の数団体出演のコンサートを聴いてきた。
「アンリューズ」はこの地域にある「安立」(あんりゅう)という地名によるもので、地名の由来は、典薬堂半井安立という良医の名前らしい。
「花座」のTさんの話によると一寸法師ゆかりの地でもあるらしい。別に生誕の地でもないのだが、安立は針の町で、一寸法師の持っている刀が針ということで、どうも町の活性化にこのおとぎ話の主人公を強引に結びつけているようだ。
「アンリューズ」の他に、ほそみっちゃんは、ハンドベルとトーンチャイムの講座も指導しているようで、こういうのとコーラスとで11団体が演奏を披露した。大阪阿倍野の会場のすぐ前には、現存のビルの中では一番高いという
「アベノハルカス」が聳え立っていた。
6人ぐらいの少人数もあれば、30人ぐらいのところや、小学生6、7名が童謡を歌ったり、女性の中の黒一点の男性がとても魅力的な美声を披露した団もあり、出し物もそれぞれが個性的で、出来はどうであれ、歌いたいものを歌っているのがよく伝わってくるステージだった。「オータムコンサート」のプログラムの中の団体の紹介などのレイアウトが個性的で華やかで、にぎやかで大阪らしいと言えばまさしくそうかもしれない。このプログラムは簡単に捨てられない。出演団体でひときわ喝采を浴びたところがあった。私たち昭和世代に曲目が懐かしい。
あの当時を一世風靡した歌手のジェスチャーまで入り、歌っている人たちの息子世代の男性が、直立不動で淡々とMCをしていて、ステージをより盛り上げてくれている。衣装が黒なら、ウーピー・ゴールドバークが主演した「天使にラブソングを」のシスターみたいで、ゴスペルのようなノリを思い出させた。
演奏する側も聞く側も一体感があって、久々に音楽は「楽しむこと」だと思ったひと時だった。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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