昨日ワクチンの二回目を打つことができて、ようやくホッとしています。
二回目は大方の人が発熱すると言っていて
伊勢の同級生は熱が出て大変なことだったらしい。
熱が出たらポカリスエットを飲むと良いとメールに書いてましたが
私は、夜になって、注射の痕が少し痛くなったぐらいで
発熱もなく、インフルエンザの注射をした時ぐらいの感覚です。
一回目より二回目の副反応がきついと言う人が多いのに、むしろ軽いので
逆に、ワクチンの効果が薄いのじゃないだろうかと思ったりします。
私って余程鈍感なのかも。
バンコクラブストーリー『プリーズ』の主演の
チャーノン・サンティナトーンクンが出ている
タイの映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」が気になって観ました。
ナタウット・プーンピリヤ監督制作。
お借りした画像。
頭脳明晰なリンという女子生徒がいて、進学校に特待奨学生として転入します。
この学校で親しくなったグレースという、お金持ちだけど勉強が出来ない
演劇の好きなクラスメイトの家庭教師を頼まれて教えたが
試験で問題が解けないグレースを、カンニングで助けたことをきっかけに
グレースの、お金持ちの彼氏から高額な報酬を提示されて
カンニングのビジネスを持ちかけられます。
リンはあまり裕福でない父子家庭の娘。お金に目がくらむのです。
リンを演じているのは、チュティモン・ジョンジャルーンスックジンという
またまた長い名前の、元々9頭身のモデルさんで
全くの素人さんだったそうですが、自然体の芝居が良かったという評です。
彼女は一人では実行が難しいので
「プリーズ」に出ていたチャーノン君が扮する母子家庭の苦学生
バンクにも手伝って欲しいと話を持ちかけますが
彼はこの提案を断り、カンニングの事実を学校に通報したために
グレースの彼氏の差し金でボコボコに殴られ、ゴミの山に捨てられて
留学のための試験を受けることが出来ませんでした。
タイの国でトップの成績のリンは、学校側の広告塔のような存在。
校長は、彼女を学校から追放しなかったが、予定されていた奨学金の支給は
無くなり落ち着きます。
このあたりから留学のためのお金のために、裕福でないリンとバンクの二人の
カンニングビジネスが展開し出します。
リンが考えたのは
ピアノの「エリーゼのために」は「A」「トルコ行進曲」は「B」と
説明しています。
マークシートはAとBしかないのかしら。Cは別の曲なのか???
指でメロディーを、モールス信号のように叩いて教えます。
この後、二人は、オーストラリアでの、米国の大学留学を希望する受験生の登竜門で
国際的な一般教養試験の「STIC」を受けて、タイで受ける学生たちに
オーストラリアの会場の、トイレに隠しているスマホで解答を送るシーンは
自分のことのようにハラハラドキドキします。
オーストラリアとタイは時差があって、この方法は成り立ったのですが、、、。
この映画「時差」という所に着目して不正をした、中国の実話が元になっているとか。
とにかく、スリル満点で面白くて見応え十分な映画でした。