定年前おじさんの介護ヘルパー挑戦談

有料老人ホーム、特養。ホームで日々起きている実態、しみじみとした感動と驚きの不思議なお話をいっぱい!

ボランティア「外出援助コース」に初参加しました!

2010年09月18日 | 介護技術
少しずつ秋の気配がしてきました。

ホームでも今年の夏の暑さの後遺症が出てきています。

入院する方が増えました。 早く帰ってきてくださいねーと祈っています。

さあ、この間の休みに「外出援助コース」の勉強に行ってきました。

市の「ライトハウス」の職員の方が講師でおいでになりました。

そこでちょっと聞きかじりをご紹介します。

日本の障害者は約350万人。その内「視覚障害者」が31万人だそうです。

その内約半数が70歳以上の方。視覚障害は①視力障害と②視野障害に大別され、

視覚障害の主な原因は

第1位 「緑内障」目の成人病と言われて視覚障害の20人に一人の割合だそうです。

第2位は「糖尿病網膜症」で圧倒的に男性が多い。自覚がなくて進んでしまう。

第3位は「網膜色素変性症」視野の外側から狭くなって見え方が「トンネル状」に。

第4位は「白内障」

他に「加齢黄斑変性」これは今大変増えてきているそうです。

そこでボランティアの先輩がある質問をされました。なるほどと思ったんですが

『生まれながらの視覚障害の方には、色をどう説明したらいいのでしょうか?』

「赤は暖かい色ですよ」と言って実感できるでしょうか? 

先生は「躊躇せずにいろいろな表現をしていいのではないでしょうか」と

アドバイスをされました。

なるほど、経験してみなければこんな疑問さえ気付かないんだなーーと

つくづく考えさせられました。

もうひとつ初めて知ったのは、「白杖」を持った人はそれを使って歩ける人かと思っていましたが

障害ありのお知らせとしてもたれている方もいらっしゃるようです。

研修で『オリエンテーション』地図と道順を把握して位置と歩く方向を確認すること。

『モビリティ』目標まで効率的に移動する技術 を学んで完了した人が外出可能になる

のだそうです。それにしてもあの道路上に置かれた自転車やバイクもそうですが

商店の看板や街路樹の根っこも、

視力障害の方の命を危険にさらしていることを知ると、

できる限り多くの人がアイマスクをして外を歩いてみてほしいと思います。

皆が安心して暮らせる社会を作りましょうね。

今日は、10月に企画している「新江ノ島水族館」を下見してきました。

海はヨットがたくさん白い帆を見せていました。

知る人ぞ知る「とびっちょ丼」は1時間半待ちと言われて、撤退しました。残念!

今日の歩数は9505歩。(車移動の為)


  



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