定年前おじさんの介護ヘルパー挑戦談

有料老人ホーム、特養。ホームで日々起きている実態、しみじみとした感動と驚きの不思議なお話をいっぱい!

食事介助の時、考えること

2012年05月04日 | 介護技術

私のつい最近体験した特養では、寝たきりで食事介助が必要な方が女性二人、男性二人いらっしゃいました。

よく男性のお二人の食事介助をしました。

そこは多床室(4人部屋)で、二人は仲良く並んで寝ています。

口を閉める力が無いので、いつも並んで天井を見上げています。

食事の始まる少し前から「とろみ付きの御茶」を奥地へ運びます。

飲み込みが悪く何回か誤嚥して入院していると聞いていたので、おそるおそる介助していると

「もっと多めに入れたほうが飲み込みやすいんですよ」と指導が入り

スプーンで2杯くらい思い切り続けて入れると、「ごっくん」という音が聞こえる感じで飲み込み成功しました。

そうしている内に慣れるものですね。スムーズに解除ができるようになりました。

でも先輩がやろうが私がやろうが、必ず咳き込みは数回あります。

そして、「あーーーーーうーーーーーごほん、あ、あ、あ、、、」

隣でも「あーーーー」

女性の食事介助していても、そんなに「あーーうーー」とは言わなくて、静かなものなんです。

これはここのケースなのかもしれませんが、「男性は弱い。女性は強い」と

つくづく思います。

でも朝晩は食事後の口腔ケアをするのに、何故特養が昼食後の口腔ケアを省略するのか

いまだに理解できません。

ご家族はそんな実態をご存知でしょうか?

今まで体験した有料では当然毎食後の口腔ケアでした。

嚥下障害のある方には、どんなに忙しくても口腔ケアは食後必ずしなけりゃねーー


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