私のつい最近体験した特養では、寝たきりで食事介助が必要な方が女性二人、男性二人いらっしゃいました。
よく男性のお二人の食事介助をしました。
そこは多床室(4人部屋)で、二人は仲良く並んで寝ています。
口を閉める力が無いので、いつも並んで天井を見上げています。
食事の始まる少し前から「とろみ付きの御茶」を奥地へ運びます。
飲み込みが悪く何回か誤嚥して入院していると聞いていたので、おそるおそる介助していると
「もっと多めに入れたほうが飲み込みやすいんですよ」と指導が入り
スプーンで2杯くらい思い切り続けて入れると、「ごっくん」という音が聞こえる感じで飲み込み成功しました。
そうしている内に慣れるものですね。スムーズに解除ができるようになりました。
でも先輩がやろうが私がやろうが、必ず咳き込みは数回あります。
そして、「あーーーーーうーーーーーごほん、あ、あ、あ、、、」
隣でも「あーーーー」
女性の食事介助していても、そんなに「あーーうーー」とは言わなくて、静かなものなんです。
これはここのケースなのかもしれませんが、「男性は弱い。女性は強い」と
つくづく思います。
でも朝晩は食事後の口腔ケアをするのに、何故特養が昼食後の口腔ケアを省略するのか
いまだに理解できません。
ご家族はそんな実態をご存知でしょうか?
今まで体験した有料では当然毎食後の口腔ケアでした。
嚥下障害のある方には、どんなに忙しくても口腔ケアは食後必ずしなけりゃねーー