定年前おじさんの介護ヘルパー挑戦談

有料老人ホーム、特養。ホームで日々起きている実態、しみじみとした感動と驚きの不思議なお話をいっぱい!

見守りの鉄則

2011年08月22日 | 介護技術

 ここ数日涼しい日が続きます。ちょっと汗かいてそのままいると

風邪引きますから気をつけましょう。

熱中症が懐かしくなる日も近づいていますねー

 さて、要介護5の方が入居されました。

男性でなかなか体も大きくて体重もあり。

寝たきり防止で、日中は車いすで過ごしていただくように

しているんですが、少し元気な日はずっと座っているのが

いやなんでしょうね。そりゃそうだ。自分だったら叫びだします。

で、ちょっと目を離した隙に立ち上がろうとして、車椅子ごと倒れてしまいました。

特に外傷はなかったので良かったんですが、

ってことで、リビングにいらっしゃるときは、ケアスタッフがすぐ動けるそばに

付くことになりました。

こんな風にスタッフは常に全体を見られる位置にいて、目配りをしなければなりません。

眼光するどくなりそうですね。デカ視線じゃね

ベッドでシーツや布団をはずす時にはスタッフの向きが利用者様の顔のほうを向くように

シーツを持つこと。背を向けないことも基本と教わりました。

 特養の平均介護度は「3.5」とか聞きますが、わがホームもそれに近くなってきています。

まずこの価格では介護度の低い方が入られるわけがないですよね。

事業者は儲かりますが、スタッフの給料は変わらずの様子。スタッフはこれから重労働になります。

24時間看護師が常駐することで夜勤は安心ですが、仕事は重い。体重も重い。

小柄な女性スタッフではかなり疲れるでしょう。

開設から1年持つ人はさて何人でしょう?

自分がこの歳で体力アリなのは助かりでしたが

自分が介護される立場になったら、重くてスタッフには嫌がられるでしょうねー

妻にもすでにそう言われていますから。

「寝たきりになっても介護は無理だよーーん」って。

放置プレイになるかも、、、

 

 


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