定年前おじさんの介護ヘルパー挑戦談

有料老人ホーム、特養。ホームで日々起きている実態、しみじみとした感動と驚きの不思議なお話をいっぱい!

有料老人ホーム見学編!「第1号2章」

2011年05月17日 | 介護技術
さて、ホーム内に入り案内をしてもらうが、応接室か何かで

煙に巻かれるのかな、そうなったら「ここを見せてくれ」と押してみようと

考えていると、何処でもご案内しますよという。少し安心。

1階は事務室と食道と、玄関ホールがあるので、個室はない。

2階と3階に35室ずつ合計で70室ばかり。廊下は狭い!車椅子がすれ違えない。

スタッフはそこをスイスイと誘導していく。挨拶は良いぞ。

年齢も男性スタッフはそれなりに(40代かな?)女性スタッフは20代だな。

35人を4名で観る体制。国の3:1と言う基準はスタッフ要員の基準だから

間違っちゃいけない。実際はその日夕方から夜勤に入る人、夜勤明けの人、休みの人、

有休もあれば、希望休の人もいる。

合計で「常勤換算スタッフ1名に対して入居者が3名」と言う基準なのだ。

これは大体何処も同じ。入居者1名に対して人員を増やし、例えば入居者1名にスタッ

フ2名なんてこともできる。その分は料金を多くいただくのだ。

だから実際はスタッフ1名で9名をみる体制なのだ。夜間はこの倍。

4人で70名を担当する。一人で18名だ。

今まで自分がいたところでは自立の方が多かったので、やれたけれど

寝たきりの人がフロアーの2割もいればずっと走りっぱなしの介護になる。

それをやりきっているので感心してしまった。

自立の方が多いところも、高齢者の方はいつ急変するか分からない。

そんな方が重なれば、ケアの仕事は急にきつくなる。

それは同じ給料でね。自分が経験しているだけにスタッフさんの苦労が見えすぎて

「国よ!民主党様、もっと手当てを出してあげておくれ」と

祈らずにはいられませんでした。

第3弾では寝たきりの方の介護をお話します。


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