定年前おじさんの介護ヘルパー挑戦談

有料老人ホーム、特養。ホームで日々起きている実態、しみじみとした感動と驚きの不思議なお話をいっぱい!

この年齢になっても『いじめ』があるなんて!

2011年06月22日 | 有料老人ホーム

 新入居(つまり新人)があると、スタッフはけっこう緊張します。

私のいたホームは利用者さん160名くらい、いつもほぼ満床でしたが、

やはり亡くなる方もいるし、入院が長期化して療養病床や老健へ行く方、

ホスピスへ移る方、逆に介護度の認定が良くなっていられなくなる人などで、

たまに部屋が空きますが、数日で部屋が埋まります。

事業所は嬉しい悲鳴ですが、

ケアスタッフは心配事が増えます。

アセスメントと言ってその方の詳細なプライバシー情報があるんですが

問題は、どんな性格の方なのか?人付き合いは大丈夫か、、

どんな方とお友達になれるかなーうまく仲間に引き入れてくれるといいんだがなー

と、いろいろ頭を悩ますのです。

その中でも「食事席」を決めるのが一番大変でした。

レストラン(そう呼んでいました)でのテーブルなんてもう

組の「しま」のようになっていて、新しい人が入るのはけっこう辛いですよ。

学校の転校生がいじめられるあれですねー

認知のかたは、好き嫌いを案外はっきり表現するのですよ。

根回しをしていても、その場になればすっかり忘れちゃって

きつい一発が炸裂して、新人は傷つくわけです。

「あーやっちまった」 と

 



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