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定年前おじさんの介護ヘルパー挑戦談

有料老人ホーム、特養。ホームで日々起きている実態、しみじみとした感動と驚きの不思議なお話をいっぱい!

転倒 即 受診?

2011年04月20日 | 介護技術
こんにちは! 今日は転倒についてです。

先日、ある方がレク中にシルバーカーで帰ろうとして尻餅をつきました。

担当ケアがすぐナースへ連絡。その後痛みはありましたがお部屋に戻りました。
元々歩きが困難な方で歩き始めの一歩が足が出にくく、食事にはレストランまで
車椅子かシルバーカーを押して5階のフロアーから1階のレストランまでケアが付き添うか、押して行かれていました。転倒後はそれも大変なので、お部屋で食事をされていましたが、お部屋では家具などにつかまって歩いていました。「折れていたら、痛くて歩けないから骨折ではないだろう」という判断でした。

ところが、翌日痛みが強くなって受診したところ、大腿骨頸部骨折の診断でした。
歩かないようにしなければいけなかったと反省でした。

こんなときは「様子見」ではなく、すぐ受診しないといけないのでしょうけれど、
ホームという性格上「転倒」は一般の社会より多く、その都度の受診をする余裕がありません。まずよほど痛みを訴えられていればすぐお連れしますが、今回は残念な結果でした。軽くすむか重くなるかの分かれ目になる判断です。
皆さんのところではいかがでしょうか?

こうして経験したことは良いことも悪いことも、次に活かせるようにチームに情報提供して即、改善しなければなりません。まだまだ毎日いろんな事件が起こり、それでも毎日はやってきます。

「利用者の皆さんが生きがいを持って毎日を生活していけるように!」
「ご利用者様とのコミュニケーションを図り、より密接な関係を築く」
「笑顔で挨拶」が、われ等フロアーの今年の目標です。

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