定年前おじさんの介護ヘルパー挑戦談

有料老人ホーム、特養。ホームで日々起きている実態、しみじみとした感動と驚きの不思議なお話をいっぱい!

ナイチンゲールもこんな指導を!

2011年06月01日 | 介護技術
『感染と言うものは不可避なものではなく、ただケアの不在と無知から来る結果に過ぎ

ない』と、あのナイチンゲールが言ったそうです。

ホームに長く勤めていると、スタッフは臭いに鈍感になるのかもしれません。

そうならざるを得ないと言うか、臭うけれど仕方ないからとあきらめてしまう

のかもしれませんね。

でも外から来られるご家族やご友人は感じているでしょうね。

まあ、自分の部屋でしている自分の香りには気付かないけれど、

家族の誰かが入って「くさい!」と言われて始めて「そうかー」と思う。

『換気は大事ですよね』

あの「ノロ」防止にも「手洗い」「うがい」そして「換気」の3つが大事になります

嘔吐物は洗面器に水を入れハイター3杯、手袋とマスク、汚れそうなら使い捨ての

エプロンをして、靴袋を履いて、汚れは広げないように外から中へ身かって拭き、

一度拭いた面では2度拭かないで、汚物はビニール袋に入れハイター液を

注いで口を縛り廃棄する。そして絶対 換気!窓を開ける
汚れた衣服は85度以上のお湯で1分以上消毒する。など勉強しました。

またまたナイチンゲールはこうも言ったそうです。

『身体から出る熱と湿気で腐敗しかかった空気を繰り返し呼吸させることは、看護婦と

して一番してはいけないことです。』

特に冬場暖房中の館内は湿度が30%なんてすぐなるそうです。

◎「気温20度で湿度60%」で5%いるウィルスが

「気温は同じでも湿度が30%」に下がると、ウィルスは30%まで増えるそうです。

だから、もしホーム見学に行くときには部屋の窓が小さいところは不合格ですね。

足元までがっちり開放できるように(風が通るように)設計されているかどうか

チェックしてください。それに加えて、ケアスタッフがご利用者様をホールに案内して

フロアで皆さんと過ごしてもらいながらその間お部屋の換気をこまめにしているような

ホームなら合格ですね。寝たきりの方の部屋もできる限り換気をしたいものです。

ついでに布団干しで、1日1.8リットルかく汗も乾燥させたいですね。

あるホームではスタッフが朝と夕方、各フロアーと施設外の場所を数箇所決めて温度と

湿度を測って記録していると聞きました。するとそこが乾燥しやすい場所なのかどうか

分かるので、廊下や各お部屋の換気の必要性が見えてくるわけですね。

我が家は朝起きたら全部屋の窓を5分以上開放することにしています。

全国のケアさん! 腐った空気をご利用者様に吸わせないでくださいねー

ナイチンゲールの言葉を思い出して下さいねー

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