定年前おじさんの介護ヘルパー挑戦談

有料老人ホーム、特養。ホームで日々起きている実態、しみじみとした感動と驚きの不思議なお話をいっぱい!

7月は去る人が多くて、辛い月でした。

2010年07月29日 | 介護技術
今月は別れが多くありました。 
この業界の離職率の高さを実感しました!
まあ、止むを得ないなーという理由もあります。
菅政権も頑張ってもらわないと、日本は『世界に恥じる不幸社会』になりそうですよ。
ただし、世間の常識での「3Kの仕事で、給料は安い」のが原因ばかりで辞めていくのではなく、
色々です。これは他の業界でも同じでしょう。
今月のお別れは、
夢と現実の差に落胆して故郷へ帰った子。
体調を壊してしまった人。利用者さんよりスタッフのほうが具合が悪かった。
3大生活習慣病はスタッフにもいつしか忍び寄っている。
精神的に耐えられずさよならしてしまった人 悲しい出来事でした!
その中には、おめでたで故郷に帰り無事、出産した子もいて、これはグッドニュース!
そんな
自分は50代で、務めは30年以上続けてきたし精神的にはかなり強いと自覚している。
体力的にも今の仕事はきついと思っていない。
でも新卒の若い人には耐えられないことも多いと思います。
少し先輩の皆さん! 
優しい気持ちでこの業界へチャレンジしたヤングの夢をつなげて上げましょう。
叱ることも時には有りですが、その後のフォローはしっかりと!
ご両親を我々に預けていらっしゃるご家族の皆さんも、スタッフに優しい労いの一言を
かけてあげて下さい。
こんな経験をしていく中で、どんな施設経営をしたら良いのかが段々見えてきました。
 早くスタッフが夢を持って、自分の生活も安定できて、高齢者の方とともに幸せ作りができるような
そんな施設を作りたいと思い直した日でした。
去っていった皆、元気で幸せに! 
そして、ご冥福をお祈りします!!





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