中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

横浜中華街でオリンピック?

2009年06月16日 | 中華街(大通り)

 最近は、自転車の乗り方がずいぶんと危なくなってきている。
 といっても、危険と背中合わせなのは乗っている本人ではなく、歩行者のほうだ。
 歩道上を後方から音も無くフルスピードで迫ってきて、こちらの身体ぎりぎりのところを通り過ぎていく輩が多くなった。それも、若者だけではなく、いい年配のオジさん、オバさんまでもが、こんな乗り方をしているから困ったものである。

 歩道上を後ろから走ってきて、前方に歩行者がいたらスピードを緩め、注意を喚起するためチリンとベルを鳴らすのが当たり前のこと。最近は、そんなことをする人を見たことがない。
 
 このような状況が、観光客でごった返す横浜中華街でも見られるようになったのは驚き。
 半端ではないあの雑踏の中を、かなりのスピードを出して人をよけながらクネクネと突き進んでいくのだ。その姿は、まるで冬季オリンピックのスーパー大回転のよう。大通りをのんびりと歩く人々は旗門代わりといえようか。


 一方、中華街を歩く観光客の中にも、オリンピックをやっている人たちがいる。
 狭いエリアにこれだけ料理店が集積しているのだから、どこに入ろうかとキョロキョロするのは仕方ないこと。
 ところが、こういう人たちが十字路に差し掛かると、身体は真っ直ぐ歩きながらも、顔は交差する路地に向けたまま、そちらのお店を眺め続けていたりする。
 まるでシンクロナイズドスイミングの入場の仕方みたいだ。
 
 
 スーパー大回転にしろシンクロナイズドスイミングにしろ、人ごみの中ではたいへん危険なのでやめようね。


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8 コメント

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!! (ご確認ください)
2009-06-16 22:52:34
>歩道上を後ろから走ってきて、前方に歩行者がいたらスピードを緩め、

自転車走行可能な歩道では当然、歩行者優先のため
徐行、あるいは停止するのは”あたりまえ”行為!


>注意を喚起するためチリンとベルを鳴らすのが当たり前のこと。
>最近は、そんなことをする人を見たことがない。

ベル等にて歩行者に警告出来るのは”よほど危険が迫った場合に限ります”
注意を喚起するくらいで鳴らすのは禁止されています。

色々な方々が見るブログ
もう少し緊張感を持って正確な情報を
書き込んでいただきたいものです
返信する
友愛について (鳩山くん)
2009-06-16 23:35:43
世の中はとっても広くて、いろんな人がいるわけで、多様な意見や考え方があるから面白い。そこに発達したインターネットという道具と、個々人の思いのたけを綴れるホームページやブログなどが普及したんですよね。いちいち反論するのも結構ですが、それは自分のブログでやってくださいませ。緊張感を持ってブログするくらいなら、たぶん閉鎖してしまう方が楽な選択肢だと思います。あなたの意見で閉鎖されることは大多数の人が望んでいません。もっと建設的か心温まる書き込みで再登場を願います。
緊張して書き込めという以上、模範的な文章を例示としてあげるのが常識人としての書き込みだと思います。混雑する歩道を傍若無人に自転車が走る事実があって、それに対して酔華さんが自分のブログに思ったことを記入しただけですから、それ以外に何か問題があるのかな?自分一人が正義で立派な人間と思っていること自体が大きな間違いだと気づいてください。私こと鳩山くんも信じたことがバカだったとやっと気づいたんですから。小さなことをあげつらうよりも、大きな不正に噛み付いた方が世の中のためになると思うんですが。それとも炎上狙いのクレーマーなのでしょうか。
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自転車走行 (管理人)
2009-06-17 05:04:41
◇(ご確認ください)さん
自転車走行可となっている歩道で、
スピードを落とさずすり抜けられて、
危ない思いをしたことがよくあります。
ベルを鳴らさなくても、ゆっくり追い抜いてくれれば、なにも問題はないのです。
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Unknown (管理人)
2009-06-17 05:13:04
◇ (鳩山くん)さん
コメント、ありがとうございます。
世の中、100人いれば100の意見がありますなぁ。

>大きな不正に噛み付いた方が世の中のためになる…
これが、なかなか難しいのですよね。
返信する
初めてコメントを入れさせて頂きます (中華街の住人)
2009-06-17 14:46:17
中華街とはいえ、ここは日本なのです。
中国のルール・習慣を持ち込まないで欲しい。
・危ない自転車の乗り方。
(大声で携帯で話しながら・たばこを吸いながら等)
・市道を個人的に使用。
(店の前に勝手にゴミ置き場を作る→毎朝カラスの大群)
・中華街で働く人が無断駐輪、駐車。

女性が公衆の面前の路上で唾を吐くとか、日本人には信じ難い行動に度々驚かされます。

これは日本人のルール違反ですが↓
酔華さんが以前から警鐘されていた、往来の激しい道で観光バスの路上駐車も一向に無くなりませんね。
返信する
法と掟 (鳩山くん)
2009-06-17 23:32:03
法を守らせる番人として警察機構があります。私的な仮説ですが、その配置から大都市に特徴的な傾向が見られるようです。横浜の場合、伊勢佐木、加賀町、寿、戸部、山下、そして横浜水上。これらの警察署は広く取り締まるというよりも、ある対象を封じ込め、監視する意味で設置された由来を持っているようです。
中華街は南京町と呼称された当時、酔華さんのホームページ「中華街45度の謎」で指摘されている一帯が加賀町の対象範囲と思われ、一辺を中村川が遮断し、港側に交番を、そして袋の“出口”に本署を置いています。そのため、法は袋の有無に関わらず網掛けされているという建前をとりつつ、袋の中は掟が実効支配します。掟の執行者は袋の中にいて、目に余るような事案が発生すれば、番人が執行者に解決を促し、解決できないときは罰を与える仕組みです。ですから、私たちにはわからない独自のルールがあると考えるべきで、日本人から見た中国人、中国人から見た日本人、袋の内と外ではそれぞれの立場で見方が違うと思ったほうがよさそうです。やはり酔華さんが指摘しているとおり、日中国交正常化でその袋が破られました。その意味ではルールは混沌としているのかもしれません。それだけに中華街は面白いし、魅力的なのです。
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食住接近 (管理人)
2009-06-18 04:48:29
◇(中華街の住人)さん
いらっしゃいませ。
コメント、ありがとうございます。
中華街にお住まいとは、羨ましいです。
食住接近ですか。
でも、朝のカラスがうるさいでしょうね。
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街づくり (管理人)
2009-06-18 04:59:41
◇(鳩山くん)さん
おもしろい仮説ですね。
このような見方は初めて知りました。
加賀町警察署も山手警察署も、もとは居留地警察でしたものね。

>ルールは混沌としているのかもしれません。それだけに中華街は面白いし、魅力的なのです。
そういう面はたしかにあります。この街は単なる飲食店街ではないのですから。
そのためにも、歴史を大切にし、画一的にならない街づくりを目指してほしいと思います。
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