
この正月、急に三重県の鳥羽へ行く用ができた。ここを訪れるのは何年ぶりだろうか。 かつてプラットホームのすぐそばまで迫っていた海は埋め立てられ、海岸線は遥か彼方に移動していた。 駅前の鳥居をくぐり旧市街地へ向かうと、いつもは観光客で賑わっている「赤福鳥羽支店」がひっそりと戸を閉めている光景に出くわした。 そうだ、あの事件からずっと無期限の営業禁止処分を受けているのだったなあ…などと想い出す。緋毛氈を敷いた縁台も今はなく、ただ一陣の冷たい風が吹き抜けるだけの風景。 新聞記事で幾度となく事件の詳細を読んではいたが、寂しく閉鎖された店舗を眺めていると、改めて現実の厳しさ、悲しさで胸が痛む。 鳥羽での用事が終わったあとは、学生時代の友人が住む名古屋で途中下車やて。 ![]() まずは、ドテ煮込みで一杯。これがどえりゃー、うみゃーていかんがや。これだけで日本酒が3本もいってしまったがや。 その後は焼鳥、海老フリャーでビール、日本酒とすすむ。 ![]() 次は場所を変えてうどん屋へ行こまいということで「山本屋」へ。これはお通しの漬物。いくらでもお代わりができるという重宝なツマミだがや。 ![]() 〆はもちろん、味噌煮込みうどん!に決まっとるでよぅ。 運ばれてきた鍋と蓋の隙間から、グツグツと茶色い汁がふきこぼれてくる。ほんま、いい匂いだがや。 ![]() 蓋を開ける。八丁味噌の甘い匂いがプ~ンと立ち昇ってくる。 う~、旨そうだがや。 うどんはシコシコ。これに味噌の風味が絡んできて、いい味わいを出しとるで。 これが名古屋の味だぎゃ。 さて、名古屋から帰ったら、新年の横浜中華街めぐりだ。 ![]() 大通りの「香港菜館」。「金陵酒家」に続いて解体工事中だ。建て替えだろうか。 ![]() ちょっと前にリニューアルした「太平楼」。どうしたのかな、最近、閉まっていることが多いけど…。心配だなあ。 ![]() まだ新しい「盛華楼」。ランチには麻婆豆腐が食べ放題でサービスされるという、大食漢向きのお店。定休日でもないのにシャッターが閉まっていた。こちらもどうしたんだろう。 ![]() 上海路で肉まんや中華菓子などを売っていた「頂好店」。ずっと閉まっているみたいだけど… 他にも「山水苑」や「雲龍」が開いていない。焼豚の老舗「有昌」もよく休むし、焼きそばの美味しい「茉莉花」はランチ時だけの営業に短縮中だし、「金華園」だって最近までは午後3時閉店にしていたし、いったいどうしちゃったんだ。 このうちの幾つかは、お店の人が病気だったりして休んでいると聞く。早く快復し、以前のような賑わいを取り戻すことを願っています。 ![]() さて、昨年は当記事の冒頭に掲載した「赤福」のほか、「船場吉兆」や「白い恋人」など多くの食品会社で偽装が発覚した。 そんなこともあってか、中華街の大店では、こんな貼紙を見かけるようになった。 ![]() こちらは野菜の産地を表示している。 これにシェフの名前なんかも掲示してくれるとありがたいのだがね。 ![]() 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒ ![]() |
あららら…大通りの書店ですかね。
続いて第2推薦の店に向かったのですが、こちらも大行列。
そこで仕方なく行ったのが、この第3推薦の店だったというわけです。
彼氏いわく「第一本命が旨いでよぉ」。こんな正月の最中に入ろうというのが無理でした。
リニューアルしたばっかりなのになぁ…
すごい情報をありがとうございます。
味噌煮込みでありますな~、、、
名古屋弁お上手ですね、
小生は、数年住んでいたことがあるので
結構、ちゃんと、使えるのですよ。。。
やっぱり、八丁味噌を使った料理は美味しいですね。味噌カツも良かった。
盛華楼は閉店でしょうか。
先ほど店の前を通りましたが、何の張り紙もなくシャッターが閉まったままでした。無休で夜中までやってたので便利だったのですが...。