![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/a5/85db7fc1a287697b1dbde43a35328dde.jpg)
5年ほど前に閉館した「黄金劇場」。その建物を活用して何かが始まっていた。ちなみに、以前の雰囲気はこんな感じ。 知らない人が見たら、ここがかつてはストリップ劇場だったとは思えないだろうね。なんとなくアート系とかデザイナー系のビルのような気がするはずだ。 ![]() 新しい看板。「旧劇場」というらしい。そこに添えられた文字はクリエーターズスタジオ。やっぱりね。 ホームページを見ると、さまざまな職種クリエーターが集まったシェアスタジオだったらしい。 と、過去形で書くのは、この団体も今年の3月で解散してしまったからだ。 「黄金劇場」も「旧劇場」も、自分は一度も入ることなく終わってしまった…… ![]() 碍子(ガイシ)だろうか。いかにも昭和な物件である。 ![]() さて、これは昭和49年版の明細地図。水色に塗ったところが「黄金劇場」である。地図に記載されているとおり、ここのネオンサインは確かに「ヌード」と光っていた。ストリップよりヌードの方が、なんとなく艶めかしい。 「黄金劇場」のそばには「大勝館」と「千代田劇場」という二つの映画館もあった。このうちの「大勝館」には忘れられない想い出があるのだが、それについては後日に……。 ![]() |
マンガ「悪魔くん」では、
エロイムエッサイム我は求め訴えたり
と、悪魔召喚の呪文を唱えるのですが、
血気盛んなお年頃のとき、
伊勢佐木町7丁目辺りで仲間と祝杯をあげ、
春風座へ繰り込んだのでした。
会社の近くでは見とがめられると思い、
わざわざ南区まで越境したのですが、
舞台へ上がったり、
お札を小銭に換えて特別チップを入れたり、
そんな酔客をよくよく見ると見覚えのある人ばかり、
みな同じ考えでわざわざ来ていたようで、
妙な連帯感が生まれたのを覚えています。
野毛には京浜ミュージック、野毛劇場、
鶴見には生麦ミュージック、
同期の仲間たちと行きました。
中には京都まで遠征する奴も!
こういう文化も無くなりつつあるのでしょうか・・・