
先日は久々の平日休み。 といっても優雅に過ごせるわけではなく、普段なかなかできない銀行や施設などの手続きをしたりして結構忙しく、まるで仕事をしているような状態に。 それでも寸暇を惜しんで中華街ランチに向かいました。目的は「一楽」の日替わりで出ていた“ピーマンの肉詰め生姜ソース”。 そしてこの日は仕事が休みということもあって、以前から気になっていた「紹興酒3種 飲み比べセット」というのを試してみました。 ![]() 私が選んだのはAセット(冒頭の写真)。 紹興花彫酒3年+カメ出し紹興貴酒5年+紹興貴酒10年を並べています。 本当は名札を伏せてどのグラスがどの酒か、利き酒をやりたかったところですが、店長がはっきり分かるようにラベルを表向きにして置いていってくれちゃって…… で、飲んでみると、やはり右端の酒が美味しい。 当然といえば当然です。年数の長いものの方がまろやかになっているのですから。 ところで、中華料理店で紹興酒を頼むと、酒と一緒に氷砂糖が運ばれてくることって多くないですか。でもこれって、張競さんの『中国人の胃袋』という本によると、間違って日本に伝えられたんだそうです。 そこにこんなことが書いてありました。 昔の中国では、自家製の紹興酒を知人にプレゼントする際、「出来が悪かったら砂糖でも入れて呑んでみてください」ということで酒と一緒に砂糖も贈っていました。 しかし、これは大変へりくだったやり方で、実際は自分の作った紹興酒は絶対に美味しいから砂糖なんか入れる必要はない、という逆のメッセージであったわけです。 砂糖なんかを入れられてしまったら、製造者にとっては大ショックだったのですが、紹興酒が日本に伝来したときに、本来の砂糖の意味が伝わらず、酒に加えるものとされてしまったのだといいます。 もちろん「一楽」の飲み比べセットには砂糖は付いてきません。 ![]() 一杯呑んだあと…いえ、3杯呑んだあと、ランチをいただきました。 紹興酒に気をとられて写真を撮るのをすっかり忘れてしまって… どんなものなのか画像をお見せできないのが残念ですが、見た目はよくある洋食屋さんの肉詰めといった感じ。 ただ、そこにかけるソースが中華風でした。我が家で作るときはケチャップ+中濃ソース+ニンニクを混ぜたものをかけるのですが、こちらの生姜風味もまた美味しいですね。 |
中華街の中華料理店でボトルをキープしているなんていう話はほとんど聞いたことが無いですね。
( 結局、甕出しのボトルを飲んでいましたが・笑 )
ヌシもちゃんとしたお店で出す紹興酒に砂糖はいらないと思います~
ここでは最近、会社帰りの一杯に相応しい肴を出し始めました。
まだ行っていませんけど、なんだか良さそうですよ。