「愛香楼」で石鍋焼ランチ ～通常通り ６３０円～

　
　今日は８月１４日。こんな日は中華街を避けるべきなのでしょうが、逆にこんな日だからこそ探偵団は中華街へ行ってしまいます。

　案の定、大通りはメチャ混みです。ぎらつく太陽、ひといきれ、すれ違うたびに触れ合う汗まみれの他人の肌…
　「安楽園」前の日影では、親子連れやアベックが強い陽射しを避けて路上に座り込んでいます。
　彼らが口にしているのは、肉マンや杏仁ソフトクリーム。この時間（午後１時過ぎ）から考えると、すでに食べ終えているというよりも、店に入れずにこの辺で待っているとしか思えません。

　このような人々を観察したい気持ちもあるのですが、今日はランチの価格がどうなっているのか、ちょっとだけ調査してきました。


　これは南門通り「小翔記」のランチメニュー。注目すべき所は、その価格です。普段は６５０円くらいの値段なのですが、こんなお盆休みシーズンということで、８８０円というような設定になっています。


　こちらは「廣翔記」のランチ。やはり普段は６００円のランチが８８０円になっています。
　たまたま、この２軒は同系列の店なのですが、こんな価格設定になっていました。

　でも、普段ランチを提供しているお店の大半は、通常の「ランチサービス」をやっていませんでした。
　そんななかで、いつもどおりのランチサービスを提供している“えらいお店”が数軒ありました。揚州酒家、金福楼、盛香園、愛香楼などです。


　これは盛香園のランチメニュー。いつもどおり６５０円です。


　こちらは香港路の「揚州酒家」のランチ。普段と変らず６００円です。


　そしてこれが今日、わたくしが食べた「愛香楼」の石鍋焼ランチ（６３０円）です。
　石鍋焼には海鮮、麻婆豆腐、角煮とあって、選ぶようになっていますが、これは麻婆豆腐の石鍋焼き。


　当ブログでは普通、ランチを紹介する場合、その写真を掲載しているのですが、このランチに関しては写真だけではちょっと表現しにくい。こちらの動画をご覧ください。



　なんと言ったらいいんでしょうか。（石焼ビビンバ＋中華おこげ＋麻婆ライス）÷３＝でしょうか。美味しいです。


　鍋底に張り付いているおこげをこそげ落とし、茶碗に入れたところです。こげた部分が奥歯にくっついて気持ち悪いのですが、これがまた美味しい！
　ＢＧＭのベンチャーズを聴きながら食べると、このおこげが一層、懐かしくなります。

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　わたくしが、この店を気に入っている理由は、これです。昼時は禁煙にしているのです。嬉しいじゃありませんか。
　他の店も真似してほしい！