
かつて、横浜には市民酒場がたくさんあった。中でも「常盤木」、「諸星」、「みのかん」は三大市民酒場として現代まで残ってきたのだが、今年の夏、ついに「みのかん」が閉店してしまった。 その後どうなるのかと思っていたら、つい最近、店が解体されているというツイートがたくさん流れてきた。まだ現地を確認していないのだが、ツイッターの写真を見る限り、もう跡形もないようである。残念……。 ところで「みのかん」という店名、昭和30年代には「美濃勘」と表示していた。ご主人が美濃の出身だったからだ。 橫浜に限らず、店の名前に初代の出身地の名を付けるというのはよくあること。 ![]() この地図は昭和35年(1960)の明細図。大鷲神社の前に「市民酒場 伊勢屋」というのがあった。伊勢出身の方が開いた店なのだろうかね。 その後の地図を辿っていくと、1970年代まで存在していたことが分かる。 しかし、どこでも同じように市民酒場としての営業は続かず、現在はマンションになっている。 酉の市のシーズンになって、こちらも思い出した次第。 ![]() |
市民酒場、こうゆう趣のある酒場が
どんどん無くなっていきますね。
久し振りに飲みたくなりました!
こういう酒場が消えていくのは残念です。
中華街の店も、なんだか変ってきちゃったし、
最近は足が遠のいています。