鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

6月16日(水)空は曇っている。

2010-06-16 09:08:20 | 直言!
この日に弟が生まれた。
やっと我が家に男子が誕生した。
分家の方は私とそんな変わらない年齢で男子が生まれている。
それが本家は第一子の子どもが私、女子誕生だった。
それから3歳下にまた女子が生まれて母親は無理をしたのかなかなか子どもができなかった。
子宝に恵まれると聞けばほうほうに出向いては子宝祈願をしてきた。
そして私の小学校5年の時にできた子どもは死産だった。
そしてやっと中学1年にできたのが男子誕生である。
本家に男子がいないことに直系の家にはよくないということで祖父は父親に他所で子供を作るように言うが父親は首を縦にふらなかった。
今度は父親の弟の子どもを養子にして家を継がせることも考えていたが先祖は母親を助けた。
やっと男子が生まれた。
それから私は家族の食事と弟の子守をして私なりに苦労したと思っている。
しかし在日同胞にこんな話しをすると「そんな苦労、誰でもしている。あんたなんかそんな苦労のうちにはいらへん」と言われてしまう。
夫の話を聞いていると私は親が苦労しただけで子どもは何も苦労していないという。
長い間、2人姉妹で育った。
そして弟ができて女の子として生まれたことに悲しいと思うことはたくさんあった。
6月16日、今日この日に久しぶりに弟が誕生したことを思い出している。
男子誕生で桜井市に住んでいた祖父は喜び3日3晩、近所の人を呼び集めてチャンチ(宴会)をした。そのとき1番苦労したのが同居していた父親の弟の嫁さんとその母親。そして近く住んでいた弟の嫁さん。3日3晩の宴会に出す食材に苦労したそうです。今からまだ50年と少し前、まだまだ日本が貧しかったころである。

今日はこれから外出の支度をします。銀行に行き資料をコピーに取って買い物をしたりします。
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