ベランダで生まれたヒナが親になっていた。

今日（６月１５日）２軒隣の向こうからヒナの鳴き声が聞こえてくる。ピイピイと鳴いている。耳を澄ますと私の住んでいる同じ階の２軒向こうの隣である。
４月の終わりごろからこのベランダに行くようになった。
何度も行くので産卵するかもしれないと思っていた。
しかしまさか昨年の夏、この２羽の親が産卵した２羽の鳩だとは思っていなかった。道理で私の顔を見ても怖がらない。
私のベランダのサンを歩いていてもフウフウと鳴いているだけで逃げない。
ベランダのサンを伝って２軒向こうのベランダに行ってしまう。
今年初めにここの住人は引っ越しされて空き家になっていると思ったらまた人が住んでいる。鉢植えの植物などを置いておられる。
これでは鳩は産卵しやすいと思っていたが他所の家のことをかまうことができない。
そしたら今日、１０時ごろ、餌を取って来てヒナに与えにきたのかヒナがピイピイと鳴いている。なるほどあそこでヒナが生まれていた。
それも私の家のベランダで生まれたヒナが親になっていた。
びっくりしたけど鳩も次ぎの命をつないでいる。
最近撮影した写真を紹介します。


上からの写真説明です。
チビたち、２軒向こうのベランダのサンの上から生まれたヒナを見守っている。
写真の手前が少し成長が遅かったチビ（雄）で向こう側は行動的だったヒナ（雌）です。６月１０日撮影。次の写真は６月１１日撮影、天気がいいので向かいの屋根でヒナを見ながら羽繕いをしている。左側がチビで右側は行動的な鳩、次の写真は６月１２日に撮影、この日、隣の衝立の上からヒナを見守るチビ、私が覗いても逃げようとしない。そこで動くものの逃げようとしない。これは私の家にヒナで生まれた頃から私を認識しているように思えてならない。何度か部屋をウロウロしてベランダを覗くが逃げない。今度はその衝立に座っていた。
それから私は外出のため化粧することになった。チビから私のすることがよく見える。やっとチビはどこかに飛んでいった。



鳩は人間を認識する能力を持っているのだろうか。チビの２羽の鳩を見ていてそう思う。ヒナから巣立った鳩が大人になっている。これも不思議と思っている。