夕方の４時４４分、連休後半の３日が暮れていく。

家を出たのは１０時２０分ごろ、天理街道は連休だが道路は混んでいなかった。
そしていつも途中によって買う花などのスーパーマーケットを通り過ぎたようだ。夫は気がついていない。私は通り過ぎたと思ったので「通り過ぎた」というが「通り過ぎていない」という。
そのうちに長岳寺のある柳本に来た。
それでやっと夫は通り過ぎたことが分かった。
しょうがない。桜井市内にあるスーパーマーケットによって花と供え物を買った。
初めてのスーパーでどこに何が置いてあるのかわからない。
しかたない。通り道で見た柏餅とおかきを買った。お茶と缶ビールを買って一路、桜井市の町に向かうがどこを走っているのかわからない。
やっと近鉄の桜井駅が見えた。
ここから慈恩寺に向かって走るがまた来たことがない道で間違ったのかと思った。それでまた近鉄桜井から榛原に行く線路を見つけたので線路沿いを走ることにした。やっと記憶のある道に出てきた。
墓地に近い道を見つけて墓地の前についた。
時計は１１時２０分になっていた。
京都ナンバーの車が３台停まっている。
たぶん父の弟、叔父家族だと思った。
夫は違う。また違う人の車というが私はそうでもないと思った。
そう思って墓の中に入ると叔父がゆっくりと歩いていた。
やはり京都の叔父夫婦と娘３人の家族、娘婿も来ていた。
ここでひとしきり話して墓参りは終わった。
父の弟の墓参りもすませた。
時計は１時になっている。
京都の家族は父の妹、叔父から見ると姉の墓参りに行くという。
一緒にという誘いだったが私は行かなかった。
夫が疲れることが目に見えていた。
この頃は車の運転でも疲れるのに叔父家族と一緒にいると気疲れで疲れると考えて私たち２人には奈良に戻ることにした。
叔父たちはまたここから東吉野村に入る。片道３０分というが---。
やはり奈良に戻ることにした。
奈良市内の近くで天ぷら定食の店に入って昼食、ここを出ると２時１０分、夫は連休で奈良市内の駐車場は満車というので自宅に車をおいてバスに乗っていこうというがいったん家にもどるともう行く気がなくなると思ってそのまま車で行く。それが混んでいる。県庁前から車は渋滞、やっと高畑町近くの駐車場についたが満車で入れない。夫は他に停めようと駐車場を探すが満車、グルグル町の中をまわって疲れてきた。もう帰ろうといったときには時計は３時だった。家に着くと３時１０分、無駄な時間、１時間も過ごした。
明日、バスで行くことにした。気分がよければ明日行くことにした。
シャワーを浴びてその後、コーヒーを１杯飲んだ。

本当は叔父と一緒に行動できるのは後、何回あるだろう。
今回が最後もしれないと思うと私の食指は動いていたが夫は黙っている。
たぶんにこのまま一緒に行くと疲れがどっと出てまた２・３日寝込むことになる。そうと考えて叔父たちと一緒に行くことをあきらめた。
叔父も７７歳、長生きしたことにこしたことがないが大分体力が弱っている。
後、何年、顔を見ることができるのかと思ったら今日は一緒に行きたい気持ちが動いていた。しかし夫のことを考えると自分のことはあきらめた。

とにかく元気で長生きしてほしい。

家に帰ってきて叔母さんから頂いたチヂミでビールを飲んでいたのにまた今、スーパーに何かを買いに出かけた。
私はまだお腹がすかない。夫もそうだと思うが----。
ビールの肴はまた違うらしい。

今日は自宅に戻って仕事のゲラ、確認作業したものが取材した関係者から届いていた。また私も確認をした。訂正箇所が何箇所かあった。
またそれを編集局が見やすいように修正して編集局に送信した。
今日は編集局の１人が日直で出勤している。１本でも早く原稿の作業すませると思って確認作業してすぐに送信した。これでも時間は２０分を取っている。
仕事だから仕方がない。

今日はこのへんで。５時１６分です。