鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

ずっと家にいる夫は退屈でしょうがないらしい。

2008-01-06 11:57:27 | 直言!
正月の間1日だけ町の中にでていった。
私は外にでようと思うとコンタクトレンズを入れて化粧をしなければならない。
これだけで40分ぐらいの支度がかかるのでもう面倒になる。
仕事の中で人ごみの中を歩いているので家にいるときはボーとしていたいのである。夫とまったく趣味もすることも違う。
よくこれまでもったものだと感心している。
明日から新年会の仕事が始まった。
今日は京都での民団関係の成人式が入っているがうっかりと取材日程を編集局に出していなかった。
私は25日まで新聞とのかかわりで来年の取材日程どころではなかった。
編集局は28日朝方まで新聞編集との戦いで新年特集号ができないと落ち着かなかった。そんなことで最後の仕事は28日でおわり取材日程を出すこともなく終えた。明日から今年初めの勤務になる。
また動き出した。
今年は周りが忙しくなる。新大統領の就任と大統領の日本訪問等々周りは忙しくなるだろう。
いろんなことがまわり始める。

私も明日が気合をいれなければならない。
だらだらと過ごした日々だった。年末体調を崩して何もしないで過ごしてきた。
行きつけの喫茶店も10日ほど入っていない。
正月の花は何を生けておられるのだろうか。また楽しみである。
そういえば韓国の元領事の年賀状が今年久しぶりに届いた。今度韓国に行った時には電話をしてみよう。
夫も一緒に家族連れで明日香村の高松塚古墳を見学した。
そのときの領事の言葉が印象に残っている。
「人の出入りで古墳の壁画はカビが生えることになる」と私と夫に言った。まさか日本の保存技術は進んでいるのにカビが生えるはずがないと思っていた。
それがカビは生えた。
どこか直感的に感じることがあったのだろうか。
若い領事だったので古墳を見学して歴史を語る領事に上司が「そんな歴史なんてわからないだろう」といわれていたがこの領事、仕事はまた別の仕事だったが歴史、考古学が好きだったのだろうと今になって思う。今度訪韓したときに見学した高松塚古墳のことを話して見たい。
この領事と一緒に食べた野菜ばかりはいったうどん鍋が美味しかった。
田舎が百済、新羅などたくさん歴史遺産が残っているところなので考古学には学生時代から関心があったのだろう。まったく違う仕事についておられるがこうした領事がいたことがなつかしく久しぶりの年賀状にまた日本赴任があるのだろうかと考えてしまった。今度はさらにえらくなって東京大使館の勤務だろうか。3年任期で帰国される。親しくなったと思ったら韓国に帰国される。
近年はまた赴任してこられる領事も私より若い人たちばかりである。みんな外交官でそれなりのボスとなのに私は普通の新聞記者、それでも年上ということでその礼儀は今も持っておられる。私は若い頃、窮屈な儒教文化にあれほど反発していたのに今の日本社会の秩序の無風状態に儒教文化の取り入れを急ぐ必要があると見ている。韓国の人々の中にはどんなに立派な人でもこの儒教文化が受け継がれている。女性でただ普通の新聞記者なのに言葉遣いにしても違う。若い外交官の態度にあれほど嫌った儒教を見つめなおしている。
今ごろ草葉の陰で私の父親は「それみてみ。儒教文化というのは人間生活の全部が入っている。生活も習慣も生き方にもはいっている」と呟いて「今ごろわかったのか。あれほど教えようとしたのに逃げていたのに」と言って笑っているだろう。
なぜか韓国は儒教文化が確実に受け継がれている。
祖先崇拝の歴史、祭祀を通していろんな生活習慣を作ってきた儒教文化、窮屈で今の時代にあわないかもしれないが人間教育として必要なことがいっぱい入っている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昨日1月4日から行政機関が動... | トップ | 久しぶりに女性の井戸端会議... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

直言!」カテゴリの最新記事